一途な人ほどバンカーが苦手!?うまく切り抜ける方法はこれ

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ゴルフのバンカーショットのミスで、今までのリズムを崩してしまうことがあります。
よいスコアを出したいと思う一途な人ほどその傾向が多いのではないでしょうか。
ゴルファーにとって大きな課題となるバンカーショット。
そこで上手く切り抜ける二つの心がけをご紹介します。

バンカーに入ったらボギーを取ろう

ゴルフでは、プレーを楽しむ一方でバンカーショットのミスをきっかけにリズムを崩す人も多いです。
そこでの打ち方にもコツがあるのですが、なにしろ「取り返さなきゃ」というプレッシャーを感じて上手くいかなくなってしまいます。

【バンカーでリズムを崩す人】
バンカーショットのミスをきっかけにリズムを崩す人というのは、ラウンド頻度が月に1回くらいだったり、スコアが90くらいで回る人に多いのではないでしょうか。
上級者や頻繁にプレーする人でも、かつてそのような経験があったかもしれませんね。
これは技術を身につけて克服するのも大切ですが、心がけでも克服できます。

【パーを取ろうと欲張らない】
セカンドがバンカーに入ったら、まず一つはパーを諦めることです。
アベレージゴルファーが「ボギーでもいいや」と目標を切り替えるのは教科書通り。
「いつもそうしていますよ」そう思われるかもしれませんね。

ところが90前後で回る人の心の中では「ピンに寄せればパーが取れる」という計算がまだ働いているものです。
欲張っている自覚がなくても、ピンに寄せようと力むことになってしまいます。
それで結果的にダブルボギーやトリプルボギーになってしまうのです。

【必ずボギーを取る】
そこで「ボギーでもいいや」ではなく「必ずボギーを取る」という考えを持つ。
その前提として、パーはきっぱり諦めると意識することが大切です。
そうすればピンに無理に寄せる必要がなくなります。
2パット圏内つまりグリーンに乗ればいいので、ハードルはかなり下がって落ち着いてクリアできますね。

バンカーでミスをしたらすぐ打ち方を変える

バンカーに入った時に、パーを取らない、ボギーを取ろうという心構えの他にも有効な方法があります。

【すぐ打ち方を変える】
もう一つのバンカーショット対策は、1回打ってダメだったらすぐ打ち方を変えること。
バンカーからは1打で2パット圏内に乗せればひとまず合格です。
それを達成できなかった場合は、次のバンカーショットが重要です。

例えば「ホームラン」になって反対のバンカーに入ったり、「ザックリ」をしてボールが同じバンカーに戻ってきた時。
二度目も自分の打ち方にこだわる一途な人ほど深みにはまってしまいます。
最初に失敗したのと同じ打ち方をする限り、何度打っても同じ打球が出てしまいますね。

【二種類のバンカーショットを使い分ける】
そこでは常に二種類のバンカーショットを打ち分けることが有効になります。
ひとつの打ち方さえマスターしていないのに打ち分けなんて?と思うかもしれませんね。
それは心配ご無用です。
90前後で回る人だったら、少なくともクロスバンカーとガードバンカーの打ち分けはしているはずです。
それくらい大まかに自分の中で打ち方を二種類に分けてしまうのです。

・ 距離を出す打ち方
・ 距離を出さない打ち方

だったり、

・ 柔らかい砂質の打ち方
・ 硬い砂質の打ち方

のような自分なりの分け方をしてみましょう。
たった二種類でも、違う打ち方を持つことでプレーの幅が広がって心の余裕が生まれます。
二つの引き出しを活用することで、1度バンカーショットでミスしても落ち着いてリズムを持ち直すことができます。

まとめ

ゴルフのバンカーショットでは、その後スコアを取り戻そうと躍起になることが多いです。
自分ではそのつもりがなくても、知らず知らずピンに寄せようと欲張ってしまうことも。

そこでパーは諦めてもダブルボギーはとらない「ボギーを取りに行く」気持ちで臨みましょう。
そしてショットは自分の中で二つの打ち方を持っておくと、プレーに余裕が生まれます。
その都度ショットの目的意識をはっきり感じながら、レベルアップに役立ててみてください。

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