エースとサブを使い分けよう!パター2本体制の効果をご紹介

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ゴルフでショットが不調だったら、パターに頼ってなんとかスコアは守りたい。
そんな時に取り入れてみたいのがエースとサブを使い分ける「パターの2本体制」。
これはショットの不調だけでなく、パターだけ不調の時にも助けになります。
どう取り入れるのか見ていきましょう。

パター2本体制の良さ

パターのエースとサブの2本使いは、長いシーズンを戦うプロも取り入れていますよね。
私たちアマチュアにも良い面がいろいろ。

【メンタルにも効果的】
パットは、明確な理由が見当たらないのに調子が良い日と悪い日が必ずあります。
加えてグリーン状況もコースによって変わります。
調子が良い日も悪い日も同じパターを使い続けると、不調が長引く可能性があります。
サブがあることで気分転換になるのでメンタルにも効果的。
その上、2本あるとストロークのわずかな狂いの原因がどこにあるのかも見つけやすくなります。

【オススメの理由】
パターを2本用意するとなると、打感や動きの違いに敏感になるので新たに購入する時に決断しやすくなります。
また、サブがあると調子が落ちていても気分一新。
気持ちの切り替えが容易になります。
そして、コーライや高速グリーンなど芝に合わせたサブがあるとそれに対応しやすくなります。

【エースとサブの使い分け】
アマチュアの場合、対応しづらく調子も落としやすいのが高速グリーンです。
高速に対応できるパターを用意しておくと安心できますね。

また、突然引っかけが止まらない日もあります。
ストロークを必死に直そうと四苦八苦するよりサブを持つ方が立て直しやすいです。
この場合はパターを変えてもストロークは変えないのがポイント。
グリップも同じ太さにします。

どのように2本体制にするのか

2本のパターを、グリーンの速さで変える方法と、調子の良しあしで変える方法に分けてみます。

【高速グリーンで変える】
普段転がりの良いパターを使っているので速いグリーンは怖くて打てない、という日には、打感の軟らかいパターにスイッチ。
アマチュアだと速いグリーンではカップをオーバーすることが多いので、それが気になる場合はフェースに軟らかめのインサートが入っているパターがオススメ。
初速が適度に抑えられるので、グリーンが速くても怖くありません。

【調子で変える】
パターの調子が悪いと打ち出す方向がズレてしまいます。
方向が安定しない原因は「フェースの向き」と「ストローク軌道」にあると考えます。
それによってパターを変更します。

まずパターのフェースが右を向くのか左に向くのか。
右を向くならオススメは「クランクネック」のパター。
オフセットが強くターゲットより左を向いて構えやすいので、開いて構えているときにスクエアにセットアップしやすいです。

左を向くなら、オフセットが「ゼロ」や「出っ刃」になるベントネックやセンターシャフト。
目標に対してストレートに構えやすくなります。

そして打ち出し方向が気になるならヘッド形状で直します。
どちらの方向へ打ち出すミスが多いのかでサブのヘッド形状が決まります。
左へ打ち出すなら、オススメはマレット型。
アウトサイドイン軌道で引っかけているので、重心が深くて開いたら戻りにくいマレット型にすれば真っすぐ打てます。

そして右へ打ち出すなら、オススメはピン型。
インサイドアウト軌道でプッシュしている状態なので、重心が浅めでフェースをローテーションしやすいピン型にすれば、球がつかまります。

まとめ

パターはスコアを決める重要なクラブ。
ショットが安定しない時はパターに頼りたいし、パターの調子が悪い時はやっぱりパターで何とかしないと上がれませんよね。
そんな時に取り入れてみたいのがパターの2本体制。

クラブは全部で14本まで持ち歩けるので、その中でパターを2本入れようが、同じホールの中で2本使い分けようが問題ありません。
取り入れる場合は高速グリーンに対応する用なのか、調子が悪い時用になのかを決めてサブを選ぶことをオススメします。
その時にグリップの太さは同じにすることが大切です!
参考にしてみてくださいね。

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