体が動かない朝のゴルフ!スタートホールで無事発進するコツ

ゴルフクラブ・用品

ゴルフの朝イチのスタートホール。
気持ちよく始めたいのに、まだ体が目覚めていないのと緊張で、いきなり大叩きをしてしまうこともありますよね。

無事にスタートホールを発進するには準備が必要です。
大叩きしないで最低でもボギー発進するための方法をご紹介します。

朝イチのショットは準備で決まる

ゴルフコースでの第一打を無事に終えるために、まず体をほぐしましょう!

【クラブを持ってしっかりストレッチ】
体をほぐすためのストレッチで、使用するのはゴルフクラブです。

・ ドライバーを両手で挟み持ち肩甲骨を広げるようにスイングする
・ 両手にそれぞれ1本づつアイアンを持って広げ腕を回転させ肩の柔軟
・ ドライバーで体を支え片膝を広げて回し股関節を動かす
・ クラブを両手で挟み持ちながら首を回す

練習場でボールを打つのは30球くらいで十分です。
それよりもしっかりストレッチをしましょう。

【行動はゆっくり】
ストレッチと同様に大切なのが、余裕のある行動です。
スタート1時間前にはゴルフ場に到着して、シューズは意識してしっかりと履きましょう。
そして30球ほど打つ練習はSW、7アイアン、ドライバーだけに留めます。

ティーイングエリアへは、スタート5分前までに、ゆっくりと歩いて行きましょう。
ここで慌てて素振りをしたりギリギリまで練習をしていると、ティーショットの準備に慌ててしまってミスを招きます。

朝イチのスタートホールの心得

次にスタートホールのポイントです。

【上体を起こす】
スタートホールでは「当てなきゃ」という意識と朝の寒さでアドレスが屈み気味になります。
ここでは意識して上体を起こすようにして構えましょう。
あとは頭が上下しないように振り切るだけです。

【指2本分短く握る】
また、クラブを指2本分短く握るのもコツです。
短く握ると振り遅れないでインパクトを迎えられます
そしてミート率も上がるので、朝イチで体が硬くて振れない時でも距離を出せます。

【ボールの右側からアドレス】
朝は体が硬くてヘッドを走らせづらいのでスライス気味になります。
逆にそれを生かしてティーイングエリアの右からフェアウェイ左サイドを対角線で狙ってみましょう。

・ ボールの右斜め後方から目標を定め
・ 目標を見ながらボールに寄り
・ アドレスに入る

という順序になります。

【フィニッシュは猫背で】
フィニッシュは格好よく決めたいものですが、スタートホールでは考えを変えましょう。
大きなフィニッシュは、上体が起き振り遅れて大きなスライスを招きます。
最後まで振り切ることが前提ですが、フィニッシュは猫背になってOKです。
そうするとフェース面が開きにくく大スライスを避けられます。

【セカンドショット以降の心得】
スタートホールで大叩きを避けるには、欲ばらないことがポイントです。
アイアンショットでは、大振りを避けるために1番手上げましょう。
上体の起き上がりは絶対に避けたいので、スタンスは狭く、ベタ足で体重移動を減らすことがポイントです。

アプローチでは大きなフォローは必要なく、常にフォローの高さを一定にします。
そうするとどの距離でも悩まず振り切れるので、インパクトで緩まず距離感が出せます。
テークバックの大きさを30ヤード、20ヤード、10ヤードなど距離によって変えます。

パッティングではヘッドアップだけは避けましょう。
ロングパットが残ったら上体を起こして構え、ボールを上から見てみましょう。
そしてインパクトでは強弱ではなく振り幅で距離感を出しましょう。

ショートパットでは左目をつぶって右目だけで見て打つ→左耳でインパクトの音を聞く、というのがコツです。
即効性があるので試してみてください。

まとめ

苦手意識のある朝のスタートホールもポイントを抑えれば怖くないですね!
意識することは、スタート前のストレッチを入念に行うこと、行動はゆっくり時間に余裕をもって、欲張ったプレーをしない、ということです。

また寒い季節なら肩甲骨と腰にカイロを貼ったり、指先を常に温めておくと安心です。
無事にスタートホールを発進できればスコアも期待できますね!

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