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実体験に基づくイップスのお話

2021/02/11|ゴルフウィズ編集部

イップスというのをご存じでしょうか?
ある動作をしようとしたときに身体が固まってしまって動かなくなる現象です。今ではいろいろなスポーツや、楽器の演奏などについても使われますが、もともとはゴルフについて使われていた言葉です。世界のトッププレーヤーでもこのイップスに罹ってしまったために引退を余儀なくされたり、シードを失ったりしてしまう一種の心の病です。
実は筆者はかつてドライバーイップスに罹ったことがあります。またよく一緒にゴルフをしていた友人はパターのイップスになりました。
今回はそんな実体験を基に、イップスについてお話してみようと思います。

どんな症状なのか

筆者の友人はあるときから、典型的なパターのイップスに罹ってしまいました。彼の場合はロングパットは影響がありませんでしたが1mくらいの距離のパッティングで発症します。
完全に身体が固まってしまい、動くことができません。一度身体を触ってみたのですがアドレスの形のまま石のように硬くなっており腕を動かそうと引っぱってもなかなか動かすことができないほどでした。
そんな状態で無理やり身体を動かすので、距離感もなにもあったものではありません。平らな1mのパッティングを5mオーバーしたりするのは日常茶飯事で、ショット数よりもパット数のほうが多いなんていうラウンドになってしまっていました。

その後しばらくして、筆者はドライバーイップスに罹ってしまいます。テイクバックは出来るのですが、トップの位置で身体が固まってしまいます。トップの形のままクラブを振りおろすことができません。いつまでもそのまま止まっているわけにはいきませんので、無理やり力をこめて振り下ろしますが、とにかく全身に渾身の力をこめないとクラブが振り下ろせませんのでスイングの形もなにもあったものではありません。空振りはしませんでしたが、ほぼ確実にOBでした。

なぜイップスになったのか?思いあたるフシは

スポーツ医学や精神学の専門家ではありませんので、あくまで自己診断になってしまいますが、自分がドライバーイップスになった原因を自分なりに考えてみました。

・性格的に非常に神経質だった
年とともに和らぎましたが若いころはかなり神経質な性格で細かいことが気になるほうでした。楽天的な考え方ができるほうではありませんでしたので、ティーインググランドでアドレスに入ると悪いイメージが先行していたように思います。

・飛距離へのこだわりが強かった
当時のゴルフ仲間はやたらとシングルが多く、しかも5下と言われるセミプロ級も何人かおりました。みな一様に飛びますしコースで置いて行かれるのがイヤで今思えば曲がるのが当たり前のフルスイングをしていました。

・もともとドライバーが苦手
得意クラブと苦手クラブがはっきりしていて、ドライバーは大の苦手。ドライバーというクラブだけでなくティーショットそのものも苦手でした。当時はユーティリティーが得意だったのですが、ドライバーが怖いからとユーティリティーでティーショットを打つとやっぱり曲がりました。

比較的細かいのは得意でしたので、ティーショットさえまともならシングルになれるよと言われ続けておりましたが、それがむしろ災いしてとにかくティーショットを失敗したくないという意識が増幅されていったように思います。
スコアへのこだわりも強かったので、失敗したくない意識が強すぎたのでしょう。

今は完治

以前にも何度か書きましたが、筆者は訳あって15年ほどゴルフをやめておりました。再開してからは健康のため楽しめれば良いというスタンスになり、年齢的にも飛距離が落ちている自分を許せるようになっています。スコアへのこだわりも当時ほどではなくなっています。するとすっかりイップスは影を潜め、普通にスイングすることができるようになりました。もっとも15年ですっかり身体が硬くなってしまった上、長年の運動不足が祟って少し多めに練習するとあちこち不調が出てしまうのでスコアは全然出ませんが、のんびりとゴルフを楽しんでいます。

まとめ

イップスはどうしたら防げるのか、どうしたら治るのかは筆者にはわかりません。ただ、自分の経験からすると、プロではないのであまり細かいことにこだわらずに、ゴルフができることに感謝して楽しむくらいの気持ちでいたほうが良いのではないかとは思っています。

ゴルフウィズ
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