ゴルフのラウンドで耳にするプレーファストのヒントはこれ!

マナー・ルール

ゴルフのラウンドでよく耳にする「プレーファスト」。
時間がかかりすぎるのは、他のプレーヤーへのマナー違反となるので気をつけましょう、ということですね。

だからといってバタバタと慌ただしくプレーするのは楽しくありません。
心がけ次第でプレーはスムーズになります。
そのヒントを見ていきましょう。

ゴルフでプレーファストが大切な理由

最も大切なゴルフのマナーの中のひとつがプレーファストです。
日本のゴルフ場では6~8分間隔でスタートをして、ハーフを2時間~2時間15分でプレーするようお願いしている場合が多いです。

ゴルフは自然の中で行うスポーツなので、日の出から日没までのプレーとなりますね。
そこでもしハーフで2時間30分かかる組があったとしたら、後続のグループにとっては迷惑な行為となってしまいます。

ゴルフはマナーを重視する、相手を気遣う紳士のスポーツ。
ノロノロとしたプレーをする人と思われることは不名誉なことになってしまいます。
では遅くなるプレーはどのような場面で発生するのでしょうか。

・ スタート時間をカート出発時間と思うのか、出だしから遅い
・ ショット時は慎重で構わないが、それまでの準備に時間がかかる
・ ボールの行方を皆で見ておらず、暫定球の判断ができず探すのにも時間がかかる
・ フェアウェイ上でボールとカートを行ったり来たりする
・ パットの順番がきてから歩測やラインを読み始める

その他、後続を気にせずクラブを拭くなどの作業をしていて、カートを動かさないなどもありますね。

プレーファストにはコツがある

前後の組や同伴者の動きを見ながらプレーファストに努めるのは難しそうです。
ましてや初心者でしたら、自分のプレーに精一杯でそれどころではないかもしれません。
しかしコツがわかれば格段にプレーは速くなるので、頭の隅に入れて実践してみてください。

【キャディーバックからのクラブの出し入れ】
そこで簡単に改善できるのが、キャディーバッグからのクラブの出し入れです。
キャディー付の時には気にならなかったことですが、最近はセルフプレーが多く、それに時間がかかっている場合があります。

ボールの行方を気にしつつ、同伴者がショットをしている間に次に自分が必要なクラブをバックから出して用意しておきます。

打ち終わってカートに乗る際は、クラブをバッグに入れずに手に持ってカートに乗ります。
そしてボールのある所へはクラブは数本持って行くことにして、カートとボールを行ったり来たりしないようにします。

【カートの動かし方にもコツがある】
次に時間の節約となるのが、カートの動かし方です。
どこに止めたら時間のロスを防げるか考えて工夫するようにしましょう。

例えばカートはなるべく前へ前へ止めるようにします。
ボールを打った後にカートに戻る方向が後ろになってしまっては時間の無駄ですね。
少なくとも真横か、出来れば斜め前の方向になるようにしましょう。

【スピードアップの習慣を身につける】
動作が遅かったり、ボールを探すのに時間がかかってしまったりとプレーが遅いことを自覚していて、気を遣うあまりプレーがおかしくなってしまう場合もありますね。
気をつけているのに遅くなってしまう方は、速くプレーできる次のような習慣を身につけましょう。

・ すんなりショットに入れるようにルーティーンにスピードアップの動きを入れる
・ 打ったボールがどこへ行ったのかをよく見ておくクセをつける
・ 早歩きそして必要なときは小走りすることを習慣づける

間違っても、構えてから色々考えたり何度も素振りをすることは避けたいですね!

まとめ

プレーファストとはいえ、いつも慌てるようでは思ったプレーはできませんね。
緩急をつけるように、急ぐところは急ぐ、時間をかけることはかける、と上手に配分できるとミスも防げるでしょうし、スコアにも繋がりそうです。

プレーの大事な場面で焦ってしまうことのないように、余裕を持ってプレーしたいものです。
普段の生活や練習の中で、プレーファストにつながる行動をすることも大切かもしれません。

関連記事一覧