【海外男子】フェデックスカップのポイントと賞金とは？

米国のプレーオフでは、よくフェデックスカップポイントを耳にするが、これはどのようなポイントなのだろう？

男子ゴルフPGAツアーのトーナメントの名称であり、フェデックスは国際宅配便や海外運送で知られるあのFedExである。10月のセーフウェイ・オープンから翌年8月のウィンダム選手権までがレギュラーシーズンとされ、優勝すると500点を中心に300~600のポイントが加算される。

レギュラーシーズンのポイントランキング上位125名がフェデックスカップ・プレーオフに進む。プレーオフは4大会あり、人数が絞られていく。第二戦のデルテクノロジーズ選手権からは上位100人、BMW選手権は上位70人、最後のザ・ツアーチャンピオンシップは上位30人の戦いとなる。

気になる賞金だが、プレーオフ4戦の優勝賞金は、いずれも157万5000ドル（約１億7300万円）。しかも、プレーオフの大会で優勝すると通常の4倍の2000点が付与されるので、ポイントランキングが大きく動く。フェデックスポイント総数で年間王者になると、1000万ドル（約11億円）というとてつもない額のボーナスが、優勝賞金とは別に手に入る。もちろん、松山英樹にも可能性は十分にある。

昨年の覇者はローリー・マキロイ。3,120点で、二位とは740点差だった。タイガー・ウッズは、2007年と2009年の過去二回総合優勝している。