連戦のゴルフに効く胸郭ストレッチで呼吸とスイングが楽になる

ゴルフライフ

ゴルフで連日のラウンドや練習で「体が重い…」「呼吸が浅い…」と感じたことはありませんか?
そんな時こそ「胸郭ストレッチ」の出番です。
胸まわりをほぐせば呼吸が深くなり、スイングも自然にスムーズになります。
今日からできる簡単な方法をご紹介していきます。

胸郭ストレッチがゴルフ連戦を助ける理由

連日ゴルフをしていると、意外と疲れがたまるのが胸まわり。
胸郭が硬くなると呼吸が浅くなって、体全体の動きがぎこちなくなるのです。
まずは胸郭ストレッチの効果と、その重要性を理解していきましょう。

【胸郭が硬くなると起こるゴルフへの影響】
胸郭というのは、肋骨と胸骨、背骨で囲まれた胸まわりの空間のことで、ここが硬くなると深い呼吸がしづらくなり、酸素の取り込み量が減ります。
その結果、疲労回復が遅れ、スイング中の動きも制限されてしまうんです。

例えばテイクバックのときに肩が回りきらない、フォローで体が詰まったように感じる…そんな症状が出たら胸郭の柔軟性不足が疑われます。

【呼吸の深さがスイングに与える意外な効果】
呼吸はただの生命維持ではなく、スイングのリズムを整えるカギでもあります。
深くゆったりと呼吸できると、力みが減りスイングプレーンも安定しやすくなるのです。

特にゴルフのラウンドが続くと、筋肉の疲労だけでなく、知らず知らず精神的な緊張もたまりやすいのですが、胸郭ストレッチで呼吸を整えることで心身両面からプレーをサポートできます。

【胸郭ストレッチが連戦ゴルファーに効くワケ】
ゴルフが続いたりすると疲労は「脚」や「腰」に出るイメージが強いですが、実は胸まわりの硬さが連日のプレーをしんどくさせる大きな要因。

胸郭が柔らかいと呼吸でしっかり酸素を取り込み、疲労物質の排出も促進されます。
さらに肩甲骨の動きがスムーズになり、クラブを振るたびに感じていた重さも軽減されます。

自宅やラウンド前後でできる胸郭ストレッチ

胸郭ストレッチは、ラウンド前後やお風呂上がりなどのちょっとした時間にできます。
難しい動きは必要なく、ゴルフ歴や柔軟性に関係なく取り入れられるのが魅力。
ここでは各シーン別にご紹介します。

【ラウンド前のウォームアップストレッチ】
スタート前は体を温めつつ胸郭を開き、呼吸を楽にしておくとスイングが安定します。
ここでおすすめなのは胸開きストレッチ。

・ 足を肩幅に開く
・ 両手を背中で組む
・ 軽く下へ引きながら胸を前に突き出す
・ 20〜30秒キープ

朝のまだ硬い体でも無理なく胸が広がります。

【プレー後のリカバリーストレッチ】
ラウンド後は胸郭が前に丸まりがちなので、横方向の動きを取り戻します。
そこでおすすめなのは側屈ストレッチです。

・ クラブを両手で持つ
・ 頭上に持ち上げ、腕をまっすぐ伸ばす
・ ゆっくり左右に体を倒す(各20秒)
・ 呼吸は止めずに続ける

これで翌日の肩・背中の軽さが変わります。

【自宅でじっくり行う胸郭ストレッチ】
お風呂上がりは筋肉が柔らかいので、ストレッチ効果が高まります。
この時おすすめなのはTポーズストレッチです。

・ 床に仰向けになる
・ 両手を肩の高さで大きく広げる
・ 30秒〜1分キープ
・ 呼吸は深くゆっくり

ごろんと床に仰向けになる動作は、習慣化しやすいですね。

【移動中にできる簡単胸郭ほぐし】
車やカート移動の合間に簡単にできる胸郭リフレッシュ法です。
おすすめなのは肩甲骨寄せストレッチです。

・ 座ったまま背筋を伸ばす
・ 肩甲骨を背中の中央に寄せるように両肩を引く
・ 5秒キープを10回繰り返す
・ 息は止めずに自然呼吸

ちょっとした移動中でも胸まわりがほぐれ、プレー中の呼吸が楽になります。

まとめ

連戦のゴルフでは、胸郭の柔らかさが疲れにくい体とスムーズなスイングを支えてくれます。
胸郭ストレッチを取り入れることで、呼吸が深くなり、プレー中の力みも軽減。
ラウンド前はウォームアップとして、終了後はリカバリーとして、自宅ではじっくりケアとして行うのがおすすめですよ。
胸郭をほぐす習慣をつくれば、連日のゴルフももっと楽に、もっと楽しくなるでしょう!

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