ブレない軸を!ゴルフのためのねじり強化ストレッチ&筋トレ

ゴルフライフ

ゴルフスイングで「軸がブレる」「回転力が足りない」と感じるなら、体のねじり=ローテーション力が弱っている可能性大。
ねじり系の柔軟性と筋力を高めれば、スイングがスムーズになり飛距離アップにもつながります。
簡単ケアでしなやかに回せる身体へ変わっていきましょう!

しなやかに回す体をつくる「ねじりストレッチ」

ゴルフのスイングの回転は、肩だけでも腰だけでも不十分。
胸椎・股関節・肩甲骨が連動することで最大限のねじりが生まれます。
まずはストレッチで硬さを取り除き、可動域を広げて「ひねれる身体」にしていきましょう!

【胸椎の可動域UP「座ってツイスト」】
肩の回旋ではなく、座ってみぞおち周りからねじる感覚を養う「座ってストレッチ」。
椅子に座って背すじを伸ばし、両手を胸の前で軽く組んで左右にゆっくり回します。

この時に、お尻が浮いたり膝が動いたりすると腰で逃げてしまうので注意しましょう。
呼吸を止めずに、回せるところまででOK。
とても簡単でテレビや動画を見ながらでもできて、回旋不足の改善に役立ちます。

【回転を引き出す「肩甲骨まわりストレッチ」】
肩甲骨が固まるとトップの位置が浅くなって威力が半減してしまいます。
片腕を前に伸ばして反対の手で引き寄せる、いわゆる「肩のストレッチ」は、実は肩甲骨の可動域を整えるうえで効果的です。

さらに、手を後頭部へ置いて胸を開く動作もプラスすると、スイングの「入れ替え」がスムーズに。
背中が動き出すと、フィニッシュが美しく決まります。

【下半身から回せる「股関節ひねりストレッチ」】
スイングの要は股関節なのですが、ここが硬いと上半身のねじりも弱くなります。
この対策には、仰向けで片足を反対側に倒し、腰から大きくひねる「回旋ストレッチ」が効果的。
ストレッチを行う際、痛くない範囲でゆっくり伸ばすことが大切です。
股関節がしっかり回ると、右腰が引けず、トップから一気に回転できる体へ変わっていきます。

強く回せる軸をつくる「ねじり筋トレ」

ゴルフでも柔軟性は大事ですが、それだけではショットは安定せず、しっかりした「軸の筋力」があってこそ、パワーを正しくクラブへ伝えられます。
飛距離と再現性を両立するために、体幹×回旋力を鍛える筋トレをご紹介します。

【回転力の基礎「ロシアンツイスト」】
ロシアンツイストを行うことで、お腹の横「腹斜筋」をガッツリ刺激できます。
床に座り、膝を立てて少し後ろへ倒し、体を左右へひねるだけという簡単なもので、ダンベルやペットボトルを持つと負荷アップ。
ゴルフのショットのパワー源になる筋肉なので、しっかり育てると飛距離に反映されやすいです。

【軸を強化する「プランク+ツイスト」】
「プランク+ツイスト」は、体幹を固めつつ回旋も加える、ゴルフに最適なトレーニング。
サイドプランク「体の横側(腹斜筋)を中心に体幹を強化する横向きのプランク姿勢」の姿勢から肘を体の下へくぐらせて戻す動作を繰り返します。

この時に腰が落ちないよう意識するとキツいけれど効果抜群!
ブレないゴルフのスイングは、ブレない体幹から生まれるのですね。

【下半身の安定を高める「片脚立ちツイスト」】
「片脚立ちツイスト」は、アドレスの安定そのものを高める万能トレーニング。
片脚で立って、両手を胸の前で合わせて左右へひねりる動作です。
不安定な環境で回旋することで、股関節周りの支える力が鍛えられます。

これは室内でも外でもどこでもできる簡単な動作ですよね。
このトレーニングをすることで、ラフなど足元が悪い状況でも強いショットが打てるようになるでしょう。

まとめ

ねじりは、ゴルフスイングにおける 「回転力・再現性・美しさ」 をすべて底上げしてくれる大切な要素です。
胸椎・肩甲骨・股関節をしなやかにし、体幹を中心としたねじり筋を強くすることで、軸ブレのないスイングが実現していきます。
ここで紹介したストレッチと筋トレはどれも続けやすいメニューばかり。
練習前のルーティンに取り入れれば、ゴルフの実力がもう一段伸びていくのを実感できるでしょう。

関連記事一覧