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自分に合ったパターでスコアを上げる

2017/10/09|ゴルフウィズ編集部

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ゴルフで一番神経を使うのがパターの瞬間です。繊細な力加減が要求され、かなりの集中力を使うことになります。さらに、少しのミスがスコアに大きく影響してくることもあります。

もしも、力加減が上手くできず強すぎてしまったら、カップを通り越してグリーンを出てしまうこともあります。ショットした際に少しでも打点がズレてしまえば、狙っていた方向とは全然違う方向へ転がってしまうことも。このように、少しのミスがチャンスをピンチに変えてしまいます。

高度の技術を求められるからこそ、パターは自分に合ったものを使用するのがオススメです。今回はヘッドから見るパターの選び方を説明していきます。

 

パターにはさまざまな違いがある!

パターのヘッド部分にはさまざまな種類が存在しています。そして、それぞれのヘッドの違いにより、パターの際の利点なども異なります。

・ヘッドの形で選ぶ
・ヘッドの重さで選ぶ
・ヘッドの大きさで選ぶ

の3つの違いを理解して、パターを使いましょう。

 

パターのヘッドの形で選ぶ

パターのヘッドには、

・ピン型
・マレット型

の2種類があります。ピン型はヘッドの部分が細いパターのことを指します。ピン型の特徴は操作性の高さです。面長なので、重心距離が低く、ストロークがぶれてしまったとしても、修正してくれます。

そのためパターが安定しやすいのが特徴です。しかし、欠点としてはミスをしやすいという点です。パターの面に垂直にゴルフボールを当てることが可能になるのですが、力加減が難しく打っても距離が足りないなどのミスに繋がりやすいのが気になります。

マレット型の特徴は重心が深い点です。重心が深いことで直線的なイメージでストロークすることが可能になります。さらに、左右にぶれづらいので面の中心でパターすることができます。

マレット型はピン型よりも重い場合が多いです。そのため、ヘッドの重さを利用してパターに勢いを乗せるように打つのが、一般的になっています。ピン型と同様に力を入れて打ってしまうと勢いが強すぎてしまい、ミスに繋がりやすいので注意しましょう。

 

パターのヘッドの重さで選ぶ

パターのヘッドは重いものの方が、初心者には最適です。ヘッドの重さが軽いものだと、自分の力を乗せて打つことになります。力が入り過ぎると勢いが強すぎてしまうので、繊細な力加減を必要とします。プレッシャーのかかる場面では、緊張から力加減がブレやすくなるためミスが生まれやすいです。

上級者なら慣れがあるので、緊張も少ないのですが、初心者は緊張を感じやすくなります。重いパターだと、力はあまり必要としないので、勢いの調節も比較的簡単に行えます。なので、パターは重いものを選びましょう。

 

パターのヘッドの大きさで選ぶ

パターのヘッドが大きいほど、ストロークが直線的になりやすく、打ったゴルフボールがまっすぐ進んで行きやすくなります。なので、初心者ならパターは ヘッドの大きなものを選びましょう。

逆にヘッドが小さいパターだと、ストロークが左右にブレやすく、ボールを真っ直ぐ打ち出すのは難しくなります。そのため、ヘッドの小さいパターは上級者向きといえるでしょう。

 

自分に合ったパターでスコアをあげよう

以上がヘッドで見る自分に合ったパターの選び方です。ゴルフ中のパターはもっとも神経を使います。なので、練習での力が出しきれないことはよくあります。少しでもいつも通りにパターをするには、自分にあったパターを使うことが大事です。

初心者の方を今回紹介したこと参考にして、実際に店舗へ行って素振りしてみるなど、自分に合ったパターを選びましょう。自分に合ったものが見つかれば、たとえ緊張状態でパターをすることになったとしても、コントロールにブレが少なくなり、スコアアップにも繋がりますよ。

ゴルフウィズ
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