ドライバー強化のために自宅で始める体づくりと実践ドリル

ゴルフライフ

ゴルフのドライバーショットは全身を使う運動。
スイングの練習だけひたすら繰り返して、練習場でボールを打つだけでは飛距離を伸ばすことは難しいです。
そこで取り組みたいのが、毎日行いたい体づくりと実践ドリル。
クラブを使わずにどこでもできる方法をご紹介していきます。

ドライバー強化のための体づくり

ドライバーを強化するための体づくりと言っても、ご紹介するものはよく聞くおなじみのもの。
それを取り入れるかどうか、継続するかどうかがが大事です。

【スクワット】
大きな筋肉を鍛えるスクワット。
安定したアドレス=土台を作るには、太ももや背中など、大きな筋肉を鍛えることが不可欠。
どこでもできるスクワットは、毎日の日課にしたいですね。

・ 両足を肩幅ほど広げて両手の胸の前で交差させて立つ
・ 目線は前を向いたままゆっくり腰を落とす
・ 膝がつま先より前に出ないように
・ 10回を3セット行う

【プランク】
ブレない体幹をつくるプランク。

・ 床にうつぶせになってつま先と両肘で体を持ち上げる
・ 肘の角度は90度をキープし体と床を平行に
・ お尻やお腹が落ちないように注意
・ 10回を3セット行う

プランクの応用編としてサイドプランクもオススメです。
横になって肩肘で体を持ち上げ支えます。
かなりツライですが、この時もお腹が落ちないようにしましょう。

【ストレッチ】
股関節を柔らかくするストレッチ。
ゴルフには静と動の動き、どちらにも必要です。
筋肉の質も重要で、硬さと柔らかさの両方を備えているのが理想です。
そのためには、床に足を広げて左右の足それぞれに体を倒すストレッチはマストです。
左右10回を2セット行います。

ドライバー強化のための実践ドリル

次に具体的な実践ドリルをご紹介します。

【足の指を鍛えるドリル】
ゴルフではトップでためたパワーをインパクトでリリースする際、しっかりと足を踏みこまなければなりません。
もしインパクト後に体や足がぐらつくなら、それは足の指を使えていない可能性が高いです。
強化するには、タオルを使った足の指を鍛えるドリルが効果的です。

・ 床に広げたタオルの上に片足を置く
・ かかとは動かさずに足の指だけでタオルをつかむ
・ 左右10回を3セット行う

テレビを見ながらでよいのでやってみましょう!

【椅子を使った回転ドリル】
次にスウェイしがちな人に必須の椅子を使った回転ドリル。

・ 椅子に浅く座って上半身だけでテークバック
・ そのままスイングをしてフィニッシュまで
・ 10回を3セット行う

自分自身が水の入ったコップとなって、そのコップの水をこぼさないイメージで回転しましょう。

コップの水をこぼさないイメージというとちょっとわかりにくいかもしれませんね。
ゴルフでは右に体重を乗せてから左に乗せる、そう教わったことがあると思います。
ただ右から左に動くだけではなくて、大切なのは軸を中心に回転すること。
自分の体をコップだと思って、中の水をこぼさないように体を右から左にひねるイメージを。

スウェイという左右にぶれる動きをすると、水が入ったコップなら水が今にもこぼれてしまいそうな状況。
この、椅子でのドリルは目の前に鏡を置くとより分かりやすいです。

【インパクト強化ドリル】
飛ばない人には必須の、インパクト強化ドリル。
溜めたパワーをボールに伝えるようにします。
クラブを持っていると余計な動きに気を取られてしまうので、家では体だけで素振りを。
思いっきり叩きつける動作はストレス発散にも!

・ 両足を開きアドレスの形をとる
・ 上半身を右にひねり上げる
・ 溜めたパワーを床に向かって
・ 思い切りたたきつける
・ 10回を3セット行う

まとめ

クラブを持たない自宅での体づくり&実践ドリル。
実際ボールを打たないので、効果がわかりにくくなかなか根気のいることかもしれませんね。
ただ、このような地味なトレーニングはプロも欠かさないことですし、他のスポーツでも共通することです。
毎日の積み重ねの効果はきっとドライバーの飛距離の安定につながります。
いつでもどこでもできるので是非取り入れてみてくださいね。

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