ゴルフのコーチになる方法

ゴルフライフ

ゴルフコーチの仕事は、実は資格が無くても、コーチをしていい職業です。ですが資格を取得している方が、生徒を集めるために説得力がありますし、ゴルフ場やゴルフ練習場、スポーツクラブなど、どのような形態の職場でも採用率が高いです。

女性がコーチになるための資格「LPGAティーチングプロフェッショナル」

一般社団法人日本女子プロゴルフ協会が主催している、「LPGAティーチングプロフェッショナル」の資格は、女性でゴルフコーチになりたい人のための資格です。目的としては、健全なゴルファーの育成やゴルフ技術、マナーなどを指導できる人を普及するためです。

すでにある程度ゴルフの技術がある方で、日本国籍の満18才以上、高校卒業程度の学力がある人は、資格を受験することができます。書類審査を通過した後、面接・一般常識テストのLPGA審査になります。通過した方は推薦者がいない場合、プレ実技審査へと進みます。審査料には54,000円(消費税込・2018年の場合)かかります。

プレ実技審査を通過した方は、実技審査になります。推薦者がいるのであれば、プレ実技審査は無いので、テスト審査が通過した後、実技審査へと進めます。実技審査を通過した方は、最終審査になります。

最終審査は、「ルールテスト」と「基本ゴルフ教本テスト」の、筆記試験になります。不合格になってしまった人は、再試験をしてもらえます。再試験も不合格になってしまったら、受講希望の方に限り、実技審査無しで次年度受講することができます。

プレ実技審査を免除してもらえる条件としては、一般社団法人日本女子プロゴルフ協会在籍5年以上の会員(ティーチングプロフェッショナル資格B級・C級登録者は除く)、公益社団法人日本プロゴルフ協会在籍5年以上の会員で、かつ公益社団法人日本プロゴルフ協会のティーチングプロフェッショナル資格A級またはB級取得者、全日本ゴルフ練習場連盟、その他、一般社団法人日本女子プロゴルフ協会が認めた人になります。
https://www.lpga.or.jp/page/qualify/tp

男性がコーチになるための資格「PGAティーチングプロ(TCP)」

公益社団法人日本プロゴルフ協会が主催している、「PGAティーチングプロ(TCP)」の資格は、男性でゴルフコーチになりたい人のための資格です。受験資格は満20歳以上の男性で、PGA在籍10年以上の会員が推薦している人、PGAトーナメントプレーヤー会員、日本女子プロゴルフ協会が推薦している人、PGAが特別に認めた人になります。

書類審査を通過した方は、プレ実技審査になります。審査を通過した方は、実技審査へと進みます。実技審査を合格した方は、筆記試験・面接審査を受験します。この後ティーチングプロB級講習会を学び、厳しい検定が実施されますので、全部に合格する必要があります。合格した人は、入会セミナーを受講しPGAに入会、ティーチングプロB級資格取得になります。

B級の次はA級の資格取得へと進み、ゴルフのコーチ指導及び、ゴルフ界を担うゴルフプロフェッショナルとして、活躍するための資格になっています。A級では、ジュニア指導員資格も取得できます。資格取得に合格した人は、PGA公認ゴルフスクールが全国にありますので、スペシャリストとしてゴルフの指導を行い、安定して働き続けることができます。
http://www.pga.or.jp/teach/system.html

まとめ

現在サラリーマンが本業でも、副業としてゴルフコーチをしてもいいですし、本業としてゴルフコーチをしても、どちらの働き方も充実したゴルフ人生を送れます。定年後にゴルフコーチになる方法も、第2の人生として楽しい夢がある選択になります。ある程度年齢を重ねても、ゴルフスポーツはプレイできますので、老若男女ニーズもあります。

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