ゴルフは「ルーティーン」を大事にしてスムーズにスイング!

ゴルフライフ

ゴルフだけでなく、サッカーや野球などのスポーツにもみられる「ルーティーン」。
なかでもショットに入る前の動作のルーティーンの「プリショットルーティーン」は、プロだけでなくアマチュアも取り入れていますね。

メンタル重視のスポーツであるゴルフでは、ルーティーンがとても大切になってきます。
そこで、この動作をすることの利点や取り入れ方を考えていきます。

プリショットルーティーンの効果

プリショットルーティーンはショットの前に行う動作のことです。
プロではよく見られますが、アマチュアでは取り入れてもプロほどきっちりやらないかもしれません。
具体的にどのような動作なのか、わかりづらいからかもしれませんね。

【プリショットルーティーンの効果】
ショットの前に毎回同じ動作を取り入れると、同じタイミングで打つことができます。
それがプリショットルーティーンの効果です。
プレーヤーにはそれぞれ自分のリズムがあるので、これが正解というものはないようです。

そこでショットの前に自分に合ったリズムを取り入れれば、プレッシャーのかかる場面でもいつも同じ動作ができて集中できます。
必ず素振りを入れてみるとか、屈伸をするだけでもその効果はありそうですね。

【プリショットルーティーンの取り入れ方の例】
プロでも取り入れているプリショットルーティーンの例をご紹介します。
ポイントは以下の動きをいつも同じ歩き方ですることです。
そしてターゲットやショットの種類は コースマネジメント上のことなので、ルーティーンに入る前に決めておきます。

① ターゲットに向かいボールの後ろに立って、ショットの弾道をイメージする
② ターゲットとショットのイメージに合わせて、ボールの数メートル先の落ち葉やディボットのような目印を見つける
③ ボールの後ろから3~5 歩前後歩いて、ターゲットに対しスクエアになるようにボールの前に立つ
④ボールの前で正しいグリップでクラブを握り、クラブヘッドをボールの後ろに置き、スタンスを取って構える
⑤ スイング前に右足左足と体重を移動させながら、ワッグルを同時にしてもう一度ターゲットを確認する。
⑥心の準備ができたら、無心でタイミング良くスイングすることに集中する。

いざスイングする際に、色々なことを考えて時間をかけてしまうのは避けましょう。
好きな音楽を口ずさんだり、イチ、ニ、サンなど言ってみてもよいでしょう。

ルーティンは前日から

ショットの直前だけでなく、ゴルフの前日からルーティンで取り入れられることもあります。

【前日の過ごし方】
ゴルフは前日からルーティーンを意識して過ごせば当日スムーズにプレーができます。
もし前日時間があるようなら、実際のスタート時間くらいに練習に行くようにします。
その際の練習はドライバーは数発にとどめて、ショートアイアンやアプローチ練習でフィーリングをつかむようにしてください。

前日時間がとれない場合は、無理をして練習には行かずにゴルフ動画を観たりコースのサイトを見てイメージを作ります。
ゆっくりとお風呂につかって、短くても6時間くらいの睡眠はとりたいものですね。

【当日の朝】
ゴルフ当日は、できることならスタートの4時間前には起床したいところです。
人間の脳は起床後4時間たたないと覚醒しないとのことで、頭もよく使うゴルフでは寝不足では太刀打ちできないからです。
そして朝食はお腹いっぱいでなくてよいので、なるべく早くとることです。
ゴルフの時はこれ、という朝食でルーティーンを組んでみてくださいね。

まとめ

ゴルフにおけるルーティンは、ショットの直前に行うプリショットルーティーンをはじめ、前日からの取り組み方と広きに渡ります。

プロは細かく取り入れてスコアメイクにも役立てていますが、アマチュアではなんとなく取り入れているのではないでしょうか。
それは、何が正解なのかわからない、ということもありますね。

ルーティーンはあくまでも人それぞれなので、ご自身に合ったものや気に入ったものをぜひ取り入れてみてくださいね。

関連記事一覧