誰も書かない?初心者の為のゴルフのちょっとした常識

マナー・ルール

初めてゴルフ場に行く方や初心者の方に向けて、ゴルフ場のマナーなどを解説した記事はたくさんありますね。特に服装のマナーやプレー中のマナーについては丁寧な説明がたくさんあります。
しかし、実際にゴルフ場に行くと一般的なマナー以外にも「あれ?これどうするの」という場面に意外と出くわすもの。今回はそんな誰も書かないちょっとした常識を取り上げてみました。

貴重品の扱い

朝ゴルフ場についてチェックインを済ませたら、貴重品を預けましょう。ロッカーは鍵がかかりますが簡易的な鍵ですので、財布などをロッカーに入れるのはあまり好ましくありません。さらにプレー後に入浴する場合、ロッカーから荷物を全部出して風呂場に行くことになります。脱衣所には鍵がかかる場所は普通ありませんので、そこに財布を置きっぱなしで浴場に行くことになってしまいます。
ですので、財布は必ず預けましょう。最近のゴルフ場は貴重品ボックスがあるのが普通です。空いているボックス番号を指定して暗証番号を決めて預けておくものです。朝一番にここに財布を入れて、帰りの清算前に取り出せば安心です。
注意点ですが、ボックスの大きさは小さいので、財布以外の貴重品は指輪などの小物以外は入りません。また暗証番号を忘れてしまうとどうにもなりませんので気を付けてください。
古くからあるゴルフ場で貴重品ボックスがないゴルフ場やボックスの空きが無いときなどはフロントに預けます。貴重品用の封筒をもらって名前を書き、封筒の上の部分を引き換えの半券として受け取ります。帰りに半券に名前を書きフロントに出せば受けだすことができます。

レストランは脱帽

最近は昔とは帽子に対する考え方も変わってきて、室内でも着帽している方はたくさんいます。街中でもカジュアルなレストランやファーストフードでは着帽のまま食事をしている方も少なくはありません。
しかし、ゴルフ場のレストランはまだそこまでカジュアルな場所ではありません。
帽子もサンバイザーも基本的にはレストランに入るときには脱いでください。
そのためレストランの入り口にはほぼ必ずと言っていいほど帽子掛けが設置してあります。
食事をするときだけ、ではなくレストラン内では脱帽が基本になります。

スパイクレスとはいえ、家から履いていってはいけない

今ほとんどのゴルフ場では、グリーン保護の観点から金属製のスパイクは禁止されています。そのため、選択肢はソフトスパイクかスパイクレスということになります。スパイクレスはスニーカー感覚で履くことができるため、履いて来ようと思えば家から履いてくることも可能です。特に車であれば歩く距離も短いので、スパイクレスを履いていってもなんの不便もないでしょう。
しかし、これはマナー違反です。
ゴルフ場は芝の管理に非常に神経を使っています。そこに街中からいろいろな種子や雑菌が持ち込まれてしまうと、それが原因で芝がやられてしまう可能性があるのです。
家から練習場に履いて行くのはなんの問題もありませんが、ゴルフ場に履いていくのは止めましょう。また同じ理由で、普段練習場などに家から履いていっているスパイクレスをゴルフ場に持っていく時には、ソールを掃除していくと良いでしょう。

人がいる方向にボールを打ってしまった時

ご存じのように、ゴルフのボールは非常に硬いものです。飛んできたボールが身体に当たると大きな怪我に繋がりますし、頭部に当たれば命の危険さえあります。
そのため必ず前の組の位置を把握して打ち込みをしないようにプレーしなくてはなりません。これは皆さん注意していることなので、よほどのことがない限り後ろの組の打ち込んだボールが当たるということはありません。一番危険なのは隣接しているホールのほうに打ってしまった時です。
こんな時は「ファー」という声をかけます。これは思い切り大声で思い切り長く叫びます。同じパーティーの競技者の方も一緒に声をかけてください。これによりボールが予想外のところから飛んでいきますから気を付けてください、という注意を喚起することができます。

まとめ

ゴルフ場に慣れるまでは、ちょっとしたことで戸惑うことがあるでしょう。今回ご紹介したことは一部ですが、少しずつ学んでいってマナーシングルを目指してみましょう。

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