ゴルフ練習場で確認すべきポイントと練習メニューはこれ

アプローチ

気持ちよく打てれば満足するゴルフ練習場での練習。
ただ残念ながらそれだけでは上達が遠のいてしまいます。
せっかく時間とお金をかけて練習するので、しっかり確認すべきポイントを押さえましょう。
またバランスよく練習するためのルーティーンについてもご紹介していきます。

練習場で確認すべきポイント

懸命にゴルフ練習場でボールを打ち続けても、それが間違った練習だったら下手になってしまうことがあります。
なぜなら、ゴルフではどんなスイングでもボールが芯に当たりさえすればナイスショットになるので、それが正しいスイングだったと思って反復練習すると、逆に下手を固めてしまうことになるからです。
そこで、本番を想定した練習をするために基本的なポイントを抑えていきましょう。

【球を打つたびに握り直す】
グリップを握り続けて練習すると、次第にグリップの形が変わってしまい、それが力みの原因になってしまいます。

・ 右手を握る
・ 左手を握る
・ 右手でボールをセット

このように必ず一打一打グリップの形を確認してから打ちましょう。

【マットの向きを確認する】
自分がまっすぐ打っているのかを判断するために、マットがどこを向いているかを確認することが大切です。
マットに平行に打った時、目標に球が飛んでいるかをチェックしましょう。

【アドレスとトップの形をチェックする】
アドレスとトップの形が正しいかのチェック。
ところが間違ったスイングを感覚だけで直すのは難しいので、確認する際はスマホなどで動画を撮影してみましょう。
特にトップの形を目で確認しようとすると、上半身が起き上がってしまいやすくなり、スイングを崩す原因になります。
動画を利用して正しい形と感覚とのズレを擦り合わせていきましょう。

【ドライバーばかり打つのはNG】
ドライバーで思いっきり振るのを繰り返していると、知らないうちに力んでいたり、間違ったスイングになりやすいです。
なのでドライバーで打つのは多くても20球以内に抑えましょう。

練習場でのメニューを決めよう

練習場では「もっと飛ばしたい」と打ちすぎてスイングがおかしくなるパターンがあります。
打ちすぎで調子を崩さないために、練習メニューはあらかじめ決めておくのが◎。

最低限の「これだけはやる」というルーティンを持っていると効率的に練習ができます。
大切なのは本番を想定すること。
ボールを打つ際はそれぞれ10球ほどを目安に。

【ウォーミングアップからウェッジへ】
まず肩周りと肩甲骨を中心にストレッチ。
そしてクラブを2本持って素振りでウォーミングアップ。
そしてウェッジで10〜20ヤードの距離を打ち、50ヤード、フルショットの距離を打っていきます。

【アプローチのイメージから】
アプローチのイメージを持ったまま、9番アイアンを打ちます。
狙う場所を変えながら、7番アイアン〜5番アイアンを打ちます。
そしてユーティリティでは短く持って低い球を打つ練習も行います。

【ティーショットの練習】
フィニッシュで止まれる力感でティーショットの練習。
まずはドライバー、その後狭いホールのティショットを想定して、フェアウェイウッドを打ちましょう。

【コースを想定した練習】
ドライバーショット後のアイアンの感覚を確かめながら、6番アイアンを打ちます。
またサンドウェッジで、高さを打ち分けながらの練習。
最後にドライバー→アイアン→アプローチの順番で打ちます。

これらのルーティンがあると、練習が驚くほど効率的で楽であることに気づきます!

まとめ

ゴルフの練習場ではついついドライバーで大振りしがち。
それでは残念ながらコースのための練習にはならない上に、変なスイングを固めてしまう可能性もあります。

そこで練習場でのポイントとルーティンをご紹介しました。
ウォーミンアップ→ウェッジ→アイアン→ティーショット。
そしてドライバーショット→アイアン→アプローチの順をルーティーンとしてみましょう。
その際一球ごとにグリップとマットの向きをチェックなど。
これらはとても簡単なことですが、やるとやらないでは大違い。
是非取り入れてみてその効果を実感してくださいね

関連記事一覧