ラウンドで疲れ知らず!坂道ランでゴルフの持久力を養う方法

ゴルフのラウンド後半になると足が重くなったり、集中力が切れてスコアが崩れてしまうことがありませんか?
そんな悩みを解決するのに効果的なのが「坂道ラン」。
無理なく取り入れれば、自然と持久力がつき、ラウンド終盤まで元気にプレーできます。
見ていきましょう。
坂道ランがゴルフの持久力アップにつながる理由
ゴルフは一見、歩くだけのスポーツに見えますが、実際には体力勝負の一面もありますよね。
特に18ホールを回ると後半に差しかかるほどスタミナが重要になってきます。
坂道ランはその持久力強化にぴったりのトレーニングです。
【平坦なランニングよりも効率的に体力がつく】
坂道を走ると自然に心拍数が上がり、短時間でも負荷が高くなります。
平坦な道を30分走るより、坂道を15分走るだけで同等以上の効果を得られることも多いです。
効率的に心肺機能を鍛えられるので、忙しいゴルファーにもぴったりといえるでしょう。
【ゴルフ特有の下半身の粘りが身につく】
ゴルフはスイングの安定もスコアメイクのカギで、坂道ランを取り入れると自然と太ももやお尻、ふくらはぎが鍛えられます。
その結果、ラウンド中に下半身がブレにくくなり、安定感のあるショットが打てるようになります。
持久力だけでなくショット精度まで底上げできるのは嬉しいポイントですよね。
【メンタルの強化にもつながる】
坂道を走るときは「もう少しで頂上!」という気持ちとの戦いでもあります。
この負荷に慣れておくと、ラウンド終盤の「あと数ホール頑張ろう」という気持ちを保ちやすくなるのです。
体力と同時にメンタル面の粘り強さも磨けるのは、まさに一石二鳥。
ゴルファーにおすすめの坂道ラン活用法
ただ走るだけでは続きにくい坂道ランも、工夫次第でゴルフのパフォーマンスアップにつながる効果的なトレーニングに変わります。
ここでは初心者でも取り入れやすい方法を紹介します。
【週に2回短時間から始める】
最初から長く走ろうとすると挫折しやすいので、まずは週2回、10分程度を目安にしましょう。
坂道を登ったら歩いて降りるだけでも十分トレーニングになります。
大事なのは無理せず続けることです。
また、坂道の傾斜はきつすぎない方が安全です。
目安としては「自転車で登るとちょっときついかな」と思うくらいの5〜7%の緩やかな坂道。
身近な公園や住宅街の緩やかな坂、河川敷から橋に向かうスロープなどもおすすめの練習場所になりますね。
【ゴルフと同じシチュエーションを意識する】
ラウンド中は打った後に歩いて次の地点へ移動するリズムが基本。
坂道ランも「登る」「歩いて戻る」というサイクルを意識すると、ラウンドの動きに近い感覚で鍛えられます。
疲れても呼吸を整えながら歩く習慣がつくと、コースでの体力管理に役立ちます。
また、実際のラウンドでは上り坂や下り坂のホールも少なくありませんよね。
そのため、できれば真っすぐな坂道よりも「少しカーブがある」「長さが50〜100m程度」の坂を選ぶと、コースの状況をイメージしながら鍛えることができます。
息が上がっても下りでリズムを整える習慣がつけば、ラウンド後半でも落ち着いてプレーできるようになるはずです。
【ファッションやシューズ選びも楽しむ】
坂道ランを取り入れる際に、ランニング用のウェアやシューズを新調するのもモチベーション維持に効果的。
軽量でクッション性の高いシューズを選べばケガの予防にもなりますし、おしゃれなウェアなら坂道ランも前向きに楽しめるはずです。
お気に入りのアイテムを取り入れて「走ることが楽しみになる工夫」をしてみましょう。
まとめ
坂道ランは効率よく体力をつけられるだけでなく、ゴルフに必要な下半身の安定やメンタルの粘り強さまで鍛えられる優秀なトレーニング。
無理のない範囲で週2回程度から始めれば、ラウンド後半でも疲れにくく、最後まで集中したプレーが続けられるようになるでしょう。
お気に入りのウェアをまといながら、楽しみつつ取り組むことで習慣化もスムーズに。
ぜひ次のラウンドに向けて取り入れてみてくださいね。