ラウンド後の疲労回復におすすめしたい夜のリラックスヨガ

ゴルフライフ

ラウンドを終えた夜は、体の芯まで疲れを感じているかもしれませんね。
一日中集中し続けた後は、心も体もクタクタ。
そんな夜こそ、ベッドに入る前の「リラックスヨガ」で一日の疲れを優しくほどいてあげましょう。
深い呼吸で体を癒やせば、翌朝の目覚めもぐっと軽くなります。

ラウンド後の疲労を翌日に残さないために

ゴルフは一見ゆったりして見えても、実は想像以上に体を酷使するスポーツです。
特に下半身の疲労や肩・背中のこわばりは、放っておくと翌日のだるさや集中力の低下につながります。
ここでは、体の回復を促すためのリカバリー習慣を見直してみましょう。

【長時間歩行とスイングが与える“隠れ疲労”とは】
ゴルフのラウンド中は平均で1万歩以上を歩きます。
アップダウンのあるコースでは、脚や腰にかなりの負担がかかっていますよね。
さらにゴルフのスイングでは体幹・背中・腕を繰り返し使うため、筋肉の深部がこわばりやすくなります。

この「隠れ疲労」をそのままにして寝てしまうと、翌朝の体は重くなりがち。
夜のヨガで血流を整え、筋肉をゆるめることが翌日のスッキリ感につながります。

【ストレッチだけじゃ足りない?ヨガが効く理由】
ストレッチは筋肉を伸ばしてほぐすことが目的ですが、ヨガは「呼吸」と「心の静けさ」が加わります。
深い呼吸に合わせて動くことで、副交感神経が優位になり、体の緊張がゆるんでいきます。

ラウンド中に無意識で力が入りがちなゴルファーほど、ヨガで「抜く感覚」を覚えるとプレーにも好影響が出やすいです。
力まないスイングを身につけたい人にもぴったりの習慣ですね。

【お風呂後の10分が勝負!夜ヨガのタイミング】
湯船でしっかり体を温めた後は、血流がよくなり筋肉も柔らかくなっています。
その状態でほんの10分ほどヨガを取り入れてみると、リラックス効果がぐっと高まります。
寝る30分前を目安に、照明を少し落として、静かな音楽をかけながら呼吸を整えてみてください。

これで自然と「おやすみモード」に切り替わるので、眠りの質まで整っていきますよ。

疲れを癒やす夜のリラックスヨガ

ここからは、ゴルフのラウンド後の体におすすめの簡単ヨガポーズをご紹介していきます。
どれも寝る前に無理なくできるものばかり。
その上マットがなくてもOKなので、今日から気軽に取り入れられますよ。

【脚のむくみをリセット「壁足上げのポーズ」】
壁にお尻を寄せて、仰向けに寝たまま両脚を壁に立てて「壁足上げのポーズ」を。
重力に逆らわず血液を心臓へ戻すことで、脚の疲れやむくみがスッと軽くなります。

足首をゆっくり回したり、呼吸を深めたりすると、心地よい眠気が訪れるはずですよ。
ラウンド後のパンパンな脚には最高の癒しポーズですね。

【背中のハリをゆるめる「猫のポーズ」】
四つん這いの姿勢から、息を吸いながら背中を反らせ、吐きながら背中を丸める「猫のポーズ」。
ゴルフで酷使した、背中や肩甲骨まわりをやさしくほぐすことで、全身がふわっと軽くなる感覚が訪れます。

呼吸に合わせて背骨を波のように動かしてみると、気持ちまで穏やかになっていきます。
デスクワークの疲れにもおすすめです。

【心を落ち着ける「仰向けのねじりポーズ」】
仰向けに寝て片膝を反対側へ倒し、上半身は逆方向を向く「仰向けのねじりポーズ」もおすすめです。
腰まわりをやさしくねじりながら、深い呼吸を繰り返してみましょう。

このポーズで、体幹の緊張をほぐすと同時に内臓の働きも整います。
ゆっくり呼吸しているうちに、心のざわつきも静まり、眠りに落ちる準備が整っていくのを感じられますよ。

まとめ

ゴルフのラウンド後の疲労は、実は体だけでなく心にも溜まっています。
お風呂の後のほんの10分を自分のための「リラックスタイム」に変えることで、次の日の体の軽さや気分の明るさが違ってくるはずです。
ヨガは筋肉を伸ばすだけでなく、呼吸を通じて心を整える時間。
疲れを癒やして、また気持ちよくコースに立つために、夜のヨガを新しい習慣にしてみましょう。

関連記事一覧