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ゴルフのアプローチの微妙な距離!打ち分けで意識することは

2020/07/13|ゴルフウィズ編集部

ゴルフのアプローチで、微妙な距離の打ち分けはどのようにしたらよいでしょうか。
ついスイングを緩めてしまう30~80ヤード。

そういった距離でも上手にコントロールしたいですよね!
ポイントはショットのスピードよりも「振り幅」にあります。
ご紹介しますのでスコアアップに役立ててくださいね。

微妙な距離は振り幅で調節

フルショットができない距離が残っている場合のアプローチは、距離感と方向性を見極めるのが大切になります。

【振り幅で決める】
打ちたい距離があるとついスイングのスピードでコントロールしたくなりますよね。
それでは肝心のインパクトが緩む可能性があります。
インパクトをしっかりとるために、スピードではなく振り幅で調整するようにしましょう!

理想はこのような感じです。
58度ウェッジのフルショットが60ヤード、スタンスを狭めて手元が肩から肩の振り幅で振ると40ヤード、スタンスを狭くして腰から腰の振り幅で20ヤードと、均等に距離が分かれるのが理想です。
肩から肩、腰から腰が何ヤード飛ぶのか確認してみてください。

振り幅で細かく距離を打ち分けることは、そう簡単ではないかもしれません。
そこで自分の得意な距離を見つけると楽になります。

【得意を見つけると50ヤードが簡単になる】
理想は20ヤード刻みに距離がとれることですが、自分の気持ちがいい振り幅でハーフスイングをしたら何ヤードになるのかわかると、50ヤード前後の中途半端な距離がやさしくなります。

たとえば、気持ち良くハーフスイングしたら50ヤードなら、残り60ヤードが残ってもそのまま打てばピン手前10ヤードにつけられますね。
逆に40ヤードなら、10ヤードのオーバーになりますが、どちらもピンまで10ヤード。
グリーンを捉えることができてパット次第でパーセーブの可能性が残ります。

距離感をつかむための練習

ハーフスイングに慣れたらより距離感を磨いていきましょう。

【距離感をつかむ練習】
9時から3時のスイング幅を「長め」「真ん中」「短め」と、3段階くらいに分けたグリップの長さで微調整するのも有効です。
基準が分かれば、クラブを持つ長さを調整することで、さらに距離の調整ができますね。
「2つの振り幅」×「グリップの長さ」で、簡単にタテの距離は打ち分けられます。

また「フォロー」を徹底的に意識すればヘッドアップのミスは激減します。
方向性を出すには徹底的にフォローを意識することです!
フェース面を保ってターゲットにヘッドを向けるイメージを持ってください。
ヘッドは急激に返さないように気をつけましょう。

フォローをうまく取るために、芝や土の色が違う部分を「スパット」に決めて打ってみてください。
ボールの先30センチほどに何かスパットを見つけてそこにヘッドを出すようにします。
フェース面を保つ、フェースを返さない、というと難しいですが30センチ先にヘッドを出すというイメージを持てれば簡単にクラブの操作ができます。

さらに距離感と方向性を磨くなら体とボールとの距離を一定にしてスイングしましょう。
体が起き上がったり突っ込んだりしないように体の軸を意識します。
特に背中側を意識すると上手く打てます。

また、高くティーアップしてボールだけ打つのも効果があります。
ボールだけを打つには、ボールとの距離感を保つ必要がありますね。
アドレスでできた腕の三角形をキープして、小さなスイングから始めると感覚がつかめます。
同じ振り幅で、一定の高さのボールが打てるようになれば、距離も方向性も高まります。

さきほどの「振り幅」×「グリップの長さ」での距離の取り方、また「30センチ前のスパット」での方向性アップをそれぞれ意識して練習してみてください!

まとめ

長い距離をナイスショットするのはとても気持ちがよいものですね。
そこでさらにアプローチが決まれば怖いものなしです。
短い距離だからとスイングを緩めたり、力んで打つことなく、スイングの幅で距離を調節してみてください。

自分の得意な距離を元に調節すれば上手くいきます。
さらなるスコアアップに役立ててくださいね!

ゴルフウィズ
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