もっとゴルフを楽しく、もっと身近に

池越えショットの心構え

2020/05/13|ゴルフウィズ編集部

池越えのショットが好き!という方はなかなかいらっしゃらないでしょう。特に初心者の方は池があるというだけで緊張してしまうかもしれません。
今回はそんな池越えショットの心構えについてお話してみたいと思います。

冷静になることが一番大切

例えばパー3の池越えのホールを思い出してみてください。
150ヤードのパー3としても、一般的なコースではグリーンの中央までが150ヤードです。
では池を超えるまでは何ヤードだったでしょう?
せいぜい100ヤード少々ではありませんでしたでしょうか?
もちろん中には名物ホール的なパー3で浮島グリーンみたいなホールもありますから、そういったところはギリギリまで池があるでしょうが、普通はそこまで池がグリーン近くまで作られていることはありません。
池が無ければ、100ヤードなどまったく問題なく超えていくクラブを持っているはずです。
ですから、普通に振れば池はまったく関係ないのです。
ところが、いざ池越えホールを目の前にすると、池に打ち込んでしまう恐怖にかられます。手持ちのボールが、あと1個、2個などというときは、その恐怖も倍増します。
入れたくない、池は越さなければ、という過度の緊張でリキんでしまいスイングがバラバラになって大トップや大ダフリで池、となってしまうのではないでしょうか。
まず、池を超えるには何ヤードキャリーすれば良いのか冷静に考えてみましょう。
150ヤードのホールで7番を持っていたとします。普段なら当たりが悪くても130ヤードくらいはキャリーするのではないでしょうか?
自分の7番の普段の弾道を思い出してみてください。100ヤードで越える池が問題になりますか?
その冷静さが保てれば池なんか怖くないはずです。

セカンドショットが池越えになるパー4の場合

池越えのパー3であれば、ティーアップもできますしティーイングエリアから打つのでライの問題もありません。普段通りのスイングができればピンに絡む絡まないは別として池くらいは軽々越えるはずです。
一方難しいのセカンドが池越えになるパー4やサードショットが池越えになるパー5です。
パー3と違いティーアップもできませんし、ラフに入っている場合もあるでしょう。フェアウェイでもディボットということも考えられます。
このような場合は、とにかく安全策です。
ライが良く自信があればグリーンを狙えば良いのですが、不安があればまず池を避けることだけを考えましょう。
この時、よくあるのはグリーンの左手前に池があるから右に逃げようとしたのにフックして池といったパターンです。
避けるのであれば、大前提として池まで届かないクラブを持つことが必要です。池まで届かないクラブであれば右に逃げるつもりで狙った球がフックしても池の手前で止まります。
池は避けたいけど、なるべくグリーンに近づけたいといったように二兎を追うと失敗することになります。
どのみちレイアップするのであれば、確実にトラブルを避けるような安全策をとりましょう。

パー4、パー5のティーショットが池越えの場合

これも基本的には池越えのパー3と同じです。特殊なホールでなければ180ヤードもキャリーしなければ池に入るなどという作りはありません。
ティーイングエリアの前に広がる池は本来なんの関係もないはずの池です。
目線を遠くに向けて目標地点だけを見るようにして打ちましょう。
ドライバーをやめてフェアウェイウッドで打つ、という手はあまり賛成できません。どのみち気持ちの問題なので、ドライバーをフェアウェイウッドにしてもそれほど安全性が変わることはないでしょう。度胸一番で振りぬいてしまうしかありません。

まとめ

戦略的に入りされたパー4やパー5の池は別として、ティーイングエリアの前にある池は本来は入るわけの無い距離の池です。
池が気になると目線が池を向いてしまい、強く意識してしまいます。
ティーショットの目標を定めたら、目標地点に集中し弾道をイメージして弾道に目線を合わせるようにして視界から池を消しましょう。
技術の問題ではありません。普通に当たれば必ず越えます。自分を信じてクラブを振りましょう。

ゴルフウィズ
いいねして最新情報をチェック!

この記事に関連する記事

もうバンカーは怖くない!おすすめレディースサンドウェッジ3選

もうバンカーは怖くない!おすすめレディースサンドウェッジ3選

みなさんはバンカーは得意でしょうか? バンカーから出すにはある程度テクニックが必要なので、経験がまだ浅いと苦手だという方も多いでしょう。 そこでバンカーからの脱出専用のウェッジを試したらいかがでしょう …

2018/05/17|ゴルフウィズ編集部

飛距離の悩みを解決!女性にオススメのドライバー3選!

飛距離の悩みを解決!女性にオススメのドライバー3選!

女性ゴルファーの方から、ドライバーの飛距離アップに悩んでいるという声を良く聞きます。 それはもしかすると、自分に合っていないドライバーを使っているからかもしれません。 今回は女性にやさしいドライバーを …

2018/02/20|ゴルフウィズ編集部

パターと重さのお話

パターと重さのお話

ゴルフクラブは進化の速度が速く、特にドライバーとパターの進化速度の速さは目を見張るものがあります。特に「速く振る」必要のないパターは形状の自由度とあいまって以前は想像もできなかったようなパターが次々と …

2020/09/17|ゴルフウィズ編集部

ゴルフ初心者のトップ、ダフリをなくす方法

ゴルフ初心者のトップ、ダフリをなくす方法

ゴルフ場ではよく「トップしたー」とか「しまった、ダフった」という悲鳴をよく耳にします。ゴルフは止まった球を打つだけのスポーツなのですが、実はこれが難しいのです。飛ばそうと力が入ったり、右にいったらOB …

2017/10/30|ゴルフウィズ編集部

これが打てれば初級卒業?あこがれのドローボール

これが打てれば初級卒業?あこがれのドローボール

中上級者や女子プロの球筋を見ていると力強いドローボールを目にすることがよくあると思います。 普段力のないスライスに悩まれている方は、うらやましく思われるのではないでしょうか?しかし、ドローだけではなく …

2019/12/13|ゴルフウィズ編集部

自分の飛距離を知っていますか?

自分の飛距離を知っていますか?

7番アイアンで150ヤード、ドライバーは250ヤード。と、自分の飛距離を把握している方! その距離はどこで把握したものでしょうか。コースでの飛距離と自分の持っているポテンシャルが引き出す飛距離には誤差 …

2017/10/11|ゴルフウィズ編集部

この秋、ビビッドなマットカラーボールで目立とう!

この秋、ビビッドなマットカラーボールで目立とう!

マットカラーボールとは? 引用元 https://www.instagram.com/p/BN-eq8UAxaH/?hl=ja&taken-by=volvikgolf カラーボールを使ってい …

2017/09/06|ゴルフウィズ編集部

グリーン周りのアプローチどうしてる?

グリーン周りのアプローチどうしてる?

今回のお題はグリーン周りでのアプローチ。冬場、夏場。気の抜ける季節はありません。冬場は芝が短く、枯れているところもあり、ダフリやトップを誘発してきます。 また、夏場は夏場で芝が一本一本強く、抵抗が強く …

2017/08/26|ゴルフウィズ編集部

小さいけれど無くては困る。ゴルフティーいろいろ

小さいけれど無くては困る。ゴルフティーいろいろ

ゴルフに行くときに、本当に小さいものだけれど無いと困るものがいくつかありますね。例えばグリーンのマーカー、そしてなんといってもティーです。 ティーを忘れてしまうとドライバーでティーショットを打つことが …

2019/10/29|ゴルフウィズ編集部

ゴルフで100切りするための考え方

ゴルフで100切りするための考え方

ゴルフには100切りの壁というのが存在します。 初心者に立ちはだかる最初の壁ともいえるでしょう。 全18ホール全てボギーで終えることが出来れば18オーバー=90(ゴルフ場により異なる)で上がることがで …

2017/02/28|ゴルフウィズ編集部

アスリスタ外部リンク

レディースゴルフウェア

ゴルフウィズをフォロー

ゴルフウィズは、国内に限らず世界中のゴルフ情報をゴルフ好きのために発信していく、ゴルフ専門WEBメディアになります。
各SNSにフォローして頂ければ定期的に情報を 受け取ることができますので、良かったら フォローしてください!

ページトップへ