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新しいパターの定番となった「ツノ型」はどのようなもの?

2021/12/30|ゴルフウィズ編集部

つては奇抜なイメージだったパターの「ツノ型」も、今では多くのメーカーが最新モデルの形状として採用しています。
どうしてここまでツノ型が定番化できたのか。
それは、パターに必要なあらゆる要素がツノ型にはバランスよく詰め込まれているからといいます。
見ていきましょう。

ツノ型はマレットとブレードのいいとこどり

マレットのモデルのひとつのような「ツノ型」パターですが、実はブレードのように感性を生かしやすい要素も含まれています。
パターとしての性能を考えると、様々な面で「ど真ん中」なモデルなのです。
その特徴はつぎの通りです。

【FP小でシャフトの動きとフェース向きが同調しやすい】
ツノ型はシャフトの中心線の延長線上とリーディングエッジの幅を示すFP(フェースプログレッション)がゼロに近いものが多いのが特徴です。
シャフトの延長線上に芯がある感覚になるので、方向性が整いやすく、繊細なタッチが出せます。

【慣性モーメントが大きくミスヒットに強い】
ヘッドに奥行きがあって芯が広く、慣性モーメント(ヘッドの水平方向へのボールの回りにくさ)の大きさと相まって、ミスヒットした時の寛容性に優れています。

【2つのラインはボールの転がりがイメージできる】
ツノの内側に平行かつ真っすぐな2本のラインがあることによって、ターゲットに向かって抜群に構えやすくなります。
また、ボールの大きさに近い幅になっているので、ボールが打ち出される真っすぐなラインもイメージしやすいです。

【お尻の上がった形なのでほどよいアッパー軌道で打てる】
ヘッドの後方に大きく伸びたツノによって、視覚的に適正なアッパーブローに打つイメージがわきます。
また、反るようにお尻が上がっているので、ヘッドの後方がグリーンに当たるミスも出にくく、安定して強い転がりのボールが打てます。

形状についていうと、ツノ型は真っすぐ構えやすく、マレット的形状で安定感もあります。
一見、形としては奇抜ですが実はパターとしてはど真ん中な形状なのです。

さらにストロークとの相性を考えても万能なパター。
ツノ型はヘッド後方にかけてツノが狭まっていくのがポイントです。
ツノの内側を見て直感的にも打てますし、外側を見て弧の軌道でも打てます。
どんな打ち方にも対応できる形状ということですね。

感性を活かすなら軽めで重心角小がいい

万能的な性能を持つツノ型ですが、モデルごとにしっかり個性もあります。
総重量と重心角でパターを分類すると自分に合った最適な打ち心地とモデルがわかります。

【重心角】
フェース開閉のしやすさに直結するのが重心角。
重心角が小さければ、ブレード感覚でストロークしやすく、90度に近いほどまっすぐな挙動になります。

【総重量】
総重量はクラブ全体の慣性モーメントに影響します。
重ければオートマティックに打ちやすく、軽ければ自分で強さをコントロールできるので感性が生かせます。

たとえば重心角が大きくて総重量が重いパターだったら、ゆったり振ってしかりラインが出せるので、ストローク中の挙動は抜群に安定する。
逆に重心角が小さくて総重量が軽かったら、しっかり自分でターンさせられるのでボールが捕まりやすくなる。
これは右に打ち出すミスが多い人、感性を大切にしたい人にオススメです。

以上のような総重量と重心角を見つつ、現在の使っているエースパターを基準に選ぶのがオススメです。

今ブレードパターを使っているなら、重心角の小さいモデルをまず試すことです。
そのうえで、安定感を高めるなら重いモデルを、感性重視なら軽めを試していくと、最適なモデルが見つかります。

まとめ

「ツノ型」のパターは意外にも性能的にど真ん中なので、マレット型からでも、ブレード型からでも、替えやすいのが最大のメリットです。
そしてモデルごとにしっかり個性があるので、総重量と重心角を見て自分に合った最適な打ち心地とモデルを見つけていきましょう。
最後は構えた感じで「これだ」と思えれば愛用のパターとなること間違いなしですね!

ゴルフウィズ
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