もっと上達するために知っておきたいゴルフ練習場の打席選び

ゴルフスクール・練習場

ゴルフの上達のために通う練習場。
その練習場の打席のどこを選べば上達につながるのでしょうか。
打席に立ってみると、1階や2階、真ん中なのか左右どちらの端なのかによっても見える景色もだいぶ違いますよね。
そこで今回打席を選ぶ際のかポイントをご紹介していきます。

練習場では何階を選ぶか

練習場に行った時に打席が選べるなら、これからご紹介するポイントを押さえて選択していきましょう!
その日の目的によって選ぶ打席も違ってくるのですが、まずは何階にするかを選びます。
大型の練習場なら1階だけでなく2階、3階までも選べますね。

【1階を選ぶ】
スイングの基礎固めをしたい、特に初心者の方はオススメなのが1階。
通常1階であればボールの着地する位置と目線が変わりませんね。
目標と自分の立っている位置が同じ高さなら、スイングを正しく身に付けやすいのです。

また距離感を磨くことについても、高低差がないことがメリットになります。
打ったボールは通常放物線を描く形になりますよね。
もし高低差があって、打席よりも高い位置に目標があったら、例えば目標100ヤード飛んでいても、その手前でボールが落ちてしまうので100ヤード飛んでいないと認識してしまいます。
高低差が無ければその誤差を感じることなく距離感を身につけることができます。

その逆に打席よりも目標が低い位置にあると、ボールが思った以上に飛んだと感じられますね。
高低差の練習ももちろん必要ですが、基礎固めの意味では1階から練習するのがベストです。
そういった意味で、1階は繊細な距離の打ち分けが必要なアプローチや短いショットの練習にも適しています。

【2階を選ぶ】
1階の方が練習するのに何かとよさそうですが、2階でのメリットももちろんあります。
一番のメリットは「すくい打ち」を直せること。
目標が自分よりも低ければ、目線も自然と低くなって「すくい打ち」をしにくくなります。

また2階で練習すると打ち下ろしの景色に慣れるので、ゴルフ場の打ち下ろしのホールでも違和感なく打てますよね。
ということで目的に合った打席選びをすることが上達の近道となります。

練習場のどの位置で打つか

今度は1階2階どの位置で打つか、それぞれのメリットを考えます。

【真ん中】
練習場の真ん中付近の打席はいつも人気ですよね。
真ん中で打てば、ボールが右や左に行く様子がわかりやすいです。
実際のコースのような感じで打てるので、右端や左端のような視界による違和感がなく正しいスイングを身につけやすくなります。

ただしこれはデメリットにもなりうること。
真ん中で気持ちよく練習ができると、ただ漫然とボールを打ってしまう可能性もあります。
目的もなくただボールを打つということになりかねないので、意識して一球一球集中したいところですね。

【左端】
例えば右利きの方で、練習場の一番左の打席で練習することを考えます。
すぐ左側にはネットがあり反対の右側には景色が広がっているので、自然とボールが右から左に曲がるようなイメージを持てるので、インサイドアウト軌道ができます。

右にボールが曲がるスライスに悩んでいるならば、左側の打席からボールを打つことでスライスの原因となるアウトサイドイン軌道が矯正されます。

【右端】
一方右側の端の打席では、すぐ右側にネットがあって左側に景色が広がっています。
この場合ボールが左から右に曲がるイメージがわき、スイングはアウトサイドイン軌道のスライス系になりやすくなります。

ボールが右から左に曲がるフックが多い人は、右側の打席から打つことでインサイドアウトのスイングが矯正される可能性が高まります。

まとめ

ゴルフ練習場で、どんな練習をしたいのかによって打席選びが変わってきますね。
何階にするのか、そしてその階の真ん中、右端、左端のどこを選ぶのかは、どんな練習をするのかで選んでみましょう。

またいつも決まった打席にこだわるのではなく、たまには打席を変えてみて、気分転換してみるのもよいかもしれません。
しっかり練習すれば次のゴルフも楽しみになりますね!

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