もっとゴルフを楽しく、もっと身近に

新型コロナ後のゴルフにおける新しい生活様式の予想はこれだ

2020/07/01|ゴルフウィズ編集部

新型コロナウイルス対策について政府の専門家会議で提言された「新しい生活様式」。
具体的にイメージできるよう、今後日常生活の中で取り入れるべき実践例も示されました。
そして日常生活だけでなく、各業種や学校などでも個別のガイドラインがありますね。

その中でゴルフはどうなっていくのでしょうか。
現時点でゴルフ場やゴルフショップなどで予想できることを見ていきます。

ゴルフ場やゴルフ練習場で既に行われていること

国内のゴルフ場では「スループレー」の需要は既に高まっていました。

【スループレーとは】
スループレーは1ラウンドの18ホールを続けてプレーするスタイルです。
ハーフの9ホールが終わった後にレストランで食事を取るなどの休憩がないもので、それにはメリットがあります。

・ 三密が避けられる
・ 食事の時間がないのでリズムが崩れない
・ 開始時間が遅くまで設定でき、18ホールを短時間で回れる

海外ではスループレーは一般的です。
日本でも定着すれば、自分で軽食を携帯してプレーしたりするでしょう。
今までのレストランは、ラウンドを終えたゴルファーが軽食を取るための場所へと変わるかもしれません。

スタートも、空いているホールから入るスタイルに変わるかもしれません。
ハーフで帰るゴルファーもいれば、好きなだけ続けるゴルファーもいる。
18ホールという固定観念がなくなって、プレーフィーは1ホール単位で支払うなど。
「午後から仕事だから、6ホールだけ」という自由なゴルフが楽しめるかもしれませんね。

これまでのスタイルは一部の高級な社交場のようなゴルフ場だけになって、接触を防ぐために設けられたスループレーは定着しそうですね。

【ゴルフ場でのプレー中】
既にプレー中のことで推奨されていることがあります。

・ 旗竿は抜かずにワングリップOKとする
・ バンカーのレーキは使用しないで足で簡単にならす
・ グリーンでは一人ずつカップインまで連続でプレーする
・ バンカーで足跡などに入った場合は無罰で6インチプレースする

ワングリップOKやレーキ不使用は、旗竿やカップ、レーキに触らないことで新型コロナウイルスの感染を防ごうというものです。
バンカーで足跡などに入った場合の処理は、レーキを使用しないことによるトラブルの救済措置となります。

【ゴルフのプレー以外で】
・ 来場時のジャケット着用は任意として、ゴルフウエアでの来場を推奨する
・ クラブハウス内ではマスクを着用する
・ 浴室(シャワー)はできるだけ短時間で利用する
・ ボールウォッシャーは使用を控える
・ エアガン利用後は必ず手洗いをする

これらが全て定着するかどうかはわかりませんが、今までと違ってくることは確かですね。

ゴルフ場以外はどうなる?

【ゴルフ練習場】
ゴルフ練習場で今後増えていくのは消毒の徹底でしょうね。
そして打席と打席の間が広がっていくかもしれません。
ソーシャルディスタンスや文科省で提言された学校での新様式にも2メートルという数字があります。
新形コロナの次の波に備えて、打席には入れる人数が少なくなってくるかもしれませんね。
そして練習場のスタッフは減少や無人になるかもしれません。

【ゴルフショップ】
ゴルフショップで対面でゴルフクラブを購入するのはゴルフアーの楽しみの1つですね。
店員とのコミュニケーションは楽しいものですが、そこでもマスクの着用や消毒が徹底されるでしょう。
客が触ったグリップや試打したクラブに消毒が欠かせなくなります。
それでもルールを守れば今まで通りショップでクラブや用品を選ぶことはできます。

まとめ

2019年1月にゴルフのルールはシンプルな方向に改正されて、グリーン上でピンを抜いてパッティングするアマチュアゴルファーの数は激減しました。
今回の新型コロナ禍の影響で、ピンに触れることで感染リスクが高まることから、さらに「ピンは抜かないもの」という意識が定着するかもしれません。

まだ新時代のゴルフはわかりませんが、進んでいるプレーファストは、同伴競技者への気遣いから感染リスクの軽減という観点にシフトしそうですね。

ゴルフウィズ
いいねして最新情報をチェック!

この記事に関連する記事

ゴルフで痛めやすいのは

ゴルフで痛めやすいのは

ゴルフはスポーツの中では激しい動きなどがなく身体への負担が低いものではあります。しかし、それでも常に一定の場所に負荷がかかりますので油断をしていると身体を痛めてしまいます。初心者の方ですと筋肉痛などに …

2020/06/30|ゴルフウィズ編集部

ゴルフボールが林に入ってしまった時の注意点とは?

ゴルフボールが林に入ってしまった時の注意点とは?

ゴルフをしていると、ゴルフボールが林に入ってしまうがよくあります。林の中はフェアウェイやラフとは違い、悪条件のオンパレードです。整っていない地面はもちろん、根っこが飛び出していたりしており、厄介です。 …

2017/09/10|ゴルフウィズ編集部

ゴルフ初心者の若年層の方へ

ゴルフ初心者の若年層の方へ

最近は静かなゴルフブームで、ゴルフをはじめる若い方が増えています。 コロナ禍の影響もあって屋外で少人数で楽しめるということでゴルフが注目された部分もあるでしょうし、ゴルフ場のプレーフィーが下がりゴルフ …

2021/04/01|ゴルフウィズ編集部

実戦的な練習におすすめ!ゴルフのショートコースへ行こう!

実戦的な練習におすすめ!ゴルフのショートコースへ行こう!

みなさんはショートコースは利用したことはありますか? その名の通り1ホールが80ヤードから150ヤード程度と距離が短く、ホール数は9ホールが多くそれを2周まわるコースです。 普通のコースと比べると短く …

2018/04/03|ゴルフウィズ編集部

ラウンドに持って行きたい美容の小技が効いたグッズのいろいろ

ラウンドに持って行きたい美容の小技が効いたグッズのいろいろ

ゴルフのプレー中やその前後、美容は手短に済ませたいもの。 かといって汗で崩れるメイクを雑に直すわけにもいきません。 前もってゴルフ場に持参すると便利なグッズがわかれば、慌てずに済みますね。 そこで小技 …

2022/10/20|ゴルフウィズ編集部

ゴルフをすることで楽しみながら健康になれる!

ゴルフをすることで楽しみながら健康になれる!

ゴルフを楽しんでいる世代はとても幅広いですね。10代で大活躍する選手も多いですし、60代でも素晴らしいプレーをする方はたくさんいます。10代と60代が一緒にラウンドして勝負できるのです。他のスポーツで …

2017/12/20|ゴルフウィズ編集部

ゴルフ初心者のグリップの正しい握り方

ゴルフ初心者のグリップの正しい握り方

ゴルフ初心者にとっては、ドライバーやアイアンといったクラブを使ってスイングをする以前に、クラブをどう握ればいいのかが難しい問題になってきます。 ゴルフでは、クラブの先をヘッドと呼びます。球に当たる面が …

2017/10/25|ゴルフウィズ編集部

暑いからとやってはいけない!マナー違反のウェアファッション

暑いからとやってはいけない!マナー違反のウェアファッション

まだまだ暑さは続きますが、屋外でのスポーツはこの暑ささえも、楽しみのスパイスになる事もあります。もちろん、体調には十分に注意が必要ですが、ゴルフにはドレスコードがあります。 ウェアファッションにもこだ …

2018/08/06|ゴルフウィズ編集部

ゴルフブーム再来で後輩に教え魔にならないように気を付けよう

ゴルフブーム再来で後輩に教え魔にならないように気を付けよう

ブームの再来でゴルフを始める人が増えています。 身近な人が始めるとなると色々アドバイスをしたくなりますよね。 ただその中でビギナーにはありがた迷惑となる「教え魔」の存在も見逃せません。 いつの間にか自 …

2022/04/25|ゴルフウィズ編集部

ゴルフコースを歩いて回るメリット・デメリットとは?

ゴルフコースを歩いて回るメリット・デメリットとは?

ゴルフコースを回る際、カートを使うことがほとんどです。もちろん、カートでも十分ゴルフは楽しめるのですが、たまには歩いて回るのもオススメです。私自身、カートを使用したこともあるのですが、歩いてゴルフコー …

2017/10/23|ゴルフウィズ編集部

アスリスタ外部リンク

レディースゴルフウェア

ゴルフウィズをフォロー

ゴルフウィズは、国内に限らず世界中のゴルフ情報をゴルフ好きのために発信していく、ゴルフ専門WEBメディアになります。
各SNSにフォローして頂ければ定期的に情報を 受け取ることができますので、良かったら フォローしてください!

ページトップへ