短時間ランでも変わる!夏ゴルファーに必要な持久力とは

夏のラウンド、後半になると明らかに足が重くなり、集中力が切れてしまった経験はありませんか?
実は、たとえ10分程度の軽いランニングを週に数回取り入れるだけで、ゴルフに必要な持久力は確実に向上するのです。
そこで手軽で継続しやすいランニング習慣をご紹介します。
夏ラウンドでは「持久力」が圧倒的に必要
夏の18ホールを回るゴルフは、かなりの有酸素運動量。
安心してラウンドを楽しみプレーの質を保つためには、この要素がスコアの底上げにも直結します。
【夏ラウンドは後半の失速がスコアを大きく左右する】
夏のゴルフはペットボトルの水分だけでは到底足りないほど体力を奪います。
特に後半となると、大量の汗が脱水の一因となって、集中力やショットの精度が低下しがち。
また最終ホールで急にミスが出る人は、技術やメンタル以前に体力が要因かもしれません。
歩きラウンドやアンジュレーションの多いコースでは、疲労の蓄積がスコアに直結しやすいので、特に夏は対策なしに勝負はできないのです。
【ゴルフが立派な有酸素運動である理由】
カート移動を使うとしてもプレー中に歩く距離は通常8〜10km、状況によってはそれ以上。
さらに、芝面状況に合わせた構えや傾斜地での踏ん張り、スイングによる心拍数の上昇とそれをリセットする呼吸のループ…。
これらが連続することで、気がつけば思った以上に身体に負担がかかっているものです。
スコアを安定させたいなら、技術練習だけでなく、ゴルフを支える「有酸素能力」「筋持久力」「回復力」にも配慮する必要がありますね。
【持久力がある人が実は狙っている安定スコア】
例えば似たようなミスでも、体力がある人は立て直しが早くリズムを崩さないです。
逆に体力が足りない人は、疲れが技術に響いてミスが連鎖しやすい。
持久力は「集中力の持続」と「疲れても崩れないメンタル」に直結し、これはまさに安定スコアの要。
勝負どころで力を発揮するには、持久力を鍛えて後半でも強いゴルファーになっておくことが決定的な差になるのです。
短時間ランでゴルフに必要な体力が確実に変わる
ランニングは、10分程度の軽めのランなら習慣化しやすく、ゴルフ体力の底上げにも十分。
そこで無理なく続けられる工夫やコツをお伝えします。
【10分ランだけでもゴルフにじゅうぶん効く】
長時間走るのはしんどい…と思う人も安心してください。
軽く汗ばむ程度、心拍数が少し上がるくらいの10分間のジョギングを、週に3回の習慣にするだけで、心肺機能は明らかに強化されます。
有酸素運動の効果は累積されるので、ほんの数十秒のランでも効果は確実。
ポイントは「続けること」で、習慣になればラウンドでの息切れや疲労が減っていくのを実感できますよ。
【ランニングがゴルフは相性がいい】
ランニングで心肺能力が鍛えられれば、体内の酸素循環がスムーズになるので、血流も促されて疲労物質の代謝が早まります。
これに加えて、日常的に汗をかく習慣がつくと、夏の高温高湿環境にも体が順応しやすくなるため、ラウンド中の熱への耐性も高まります。
つまりランニングは、ラウンド中のパフォーマンス維持と体温調節能力の両面で効果をもたらすのです。
【無理なく続ける工夫とモチベーション維持のコツ】
そこで次のように、ゴルフのためにランニングを組み込んでみましょう。
・ 朝の出勤前に自宅の周りをゆるっと10分ジョギング
・ ラウンド前の1週間だけ短期集中プランを導入し乗ってきたら習慣化
・ お気に入りの音楽やウェアで気分をアゲる
・ 走った後にストレッチとゴルフ素振りをセットにしてゴルファーズルーティンに
目的が明確なので、面倒くささより前向きさが勝って、習慣化しやすくなるのがポイントです。
まとめ
ゴルフの夏ラウンドを快適に楽しむには、持久力こそが最重要。
技術練習やショットチェックと同時に、心肺機能や汗耐性、疲れにくい体づくりが不可欠です。
そして驚くべきことに、週3~4回の10分間ジョギングという軽い習慣だけでも、効果あり。
大切なのは「続けること」と「ゴルフに役立つ目的を持つこと」。
ぜひ参考にしてみてください!