初心者がラウンドしやすいゴルフ場はどんなゴルフ場?

ゴルフライフ

ひとくちにゴルフ場といっても、ゴルフ場によってコースの作り方がまったく違っています。その作りによってラウンドのしやすさもかなり変わってきます。

ラウンド経験が少ない初心者の方の場合、行ったゴルフ場の印象がゴルフ場全体の印象になってしまうこともあり、あまりにラウンドしにくいゴルフ場に行ってしまうとゴルフそのものがつまらなく感じてしまうこともあるかもしれません。

そこで今回はコースデビューや初心者の方が比較的ラウンドしやすいゴルフ場の特徴を記してみたいと思います。

コースのタイプから選ぶ

コースのタイプは大きく分けて「山岳」「丘陵」「林間」「河川敷」があります。
このうち初心者におすすめしたいのは「林間」と「河川敷」です。このふたつのタイプは基本的にコースがフラットに作られていて過度なアップダウンがありません。

最近はセルフラウンドが主流で、ほとんどのゴルフ場で乗用カートが使われていますので、歩きの負担はそれほど大きくはないと思えるかもしれませんが、初心者の方の場合どうしてもボールが曲がります。そのたびに急な斜面を登ったり降りたりしなければなりません。
また打ち下ろしや打ち上げといったホールも多く、平坦な場所に比べて距離の判定が難しくなります。ショットに不安が大きい初心者の方の場合、そのような要素はなるべく少ないほうがラウンドしやすくなります。

「林間」の場合曲げると林の中に入りますので、トラブルショットが増えてしまいますから楽にラウンドするためには「河川敷」が一番楽だといえるかもしれませんが、河川敷のコースの場合設備が簡易なコースが多く、ゴルフ場に来た!というワクワク感は少し欠けてしまいます。

「丘陵」タイプでもコースによってはそれほどアップダウンがきつくなく、またこのタイプのコースは数が多いため選びやすいため、これも選択肢に入れても良いかもしれませんが、「山岳」だけはやめたほうが良いでしょう。

距離から選ぶ

コースの総距離というのはラウンドのしやすさにかなり影響します。
パー5のロングホールは上級者にとってはチャンスのホールと言われます。しかし初心者の場合はまったく逆。
パー5のほうがスコアを崩すことが多いのではないでしょうか。それは単純に「打つ回数」が多いほどトラブルになる可能性が高くなるからです。

総距離の長いコースはパー4もかなり距離が長く、ドライバーが苦手な初心者の方の場合グリーンに乗せるまでかなり大変です。
コースを選ぶときは、できればレギュラーティーから6200ヤードくらいまでのコースを選ぶと比較的負担が少ないと思います。
予約サイトなどのコース紹介には必ず総距離が表示されていますのでそれを参考になさると良いでしょう。

サイトによってバックティー、レギュラーティー双方の総距離の記載がある場合と、特に断りなく総距離がひとつだけ記載されている場合があります。ひとつだけの場合はバックティーからの距離ですので、その場合はコースレイアウトのコンテンツをみれば各ホールのレギュラーティーの距離が出ていますので、合計すれば18ホールの距離がわかります。

コースレートから選ぶ

コースレートという言葉は初心者の方の場合ちょっと耳慣れない言葉かもしれません。
これはコースの難易度を評価した数字です。

簡単にいえばハンデ0のプレーヤーが回ったらだいたいいくつくらいのスコアで回れるコースですよ、といった指標で、だいたい68から72くらいの数字が出ていることが多いのではないかと思います。
この数字は少なければ少ないほど易しい、ラウンドしやすいゴルフ場ということになります。

一般的なゴルフ場はだいたい総距離とコースレートは比例していることが多いので、総距離だけ見ておけばだいたいは大丈夫ですが、総距離が短くても例えばグリーンが速いとかグリーン周りにハザードが多いなどの条件で、スコアを出すのが難しいコースもあります。ですので先に記した総距離とともにコースレートも参考にすると良いでしょう。

まとめ

初心者の方が思っている以上にラウンドの難易度はコースによって変わります。
上記にあげた特徴以外にも池やバンカーなどのハザードが多いコースもラウンドしやすいコースとはいえませんので避けたほうが良いでしょう。
幸い最近はコースの細かい情報が予約サイトで確認できますので、しっかり調べて選ぶようにしましょう。

関連記事一覧