ゴルフに効く!スクワットだけじゃない下半身強化エクササイズ

ゴルフライフ

ゴルフの飛距離アップや安定したスイングには、下半身の力が欠かせないですよね。
その力をつけるのにスクワットをするのは王道ですが、ただのスクワットだけじゃ物足りないのでは!?
そこで今回は、ゴルフに効く手軽で効果的な下半身エクササイズをいろいろご紹介します。

ゴルフには下半身トレーニングが必要

スイングの安定感や飛距離のカギは、実は下半身の筋力とそのスムーズな連動にあります。
ただ何となく鍛えるよりも、ゴルフでよく使う部分にしっかり焦点を当てることが大切です。

【スイングの土台は「脚」にあり】
スイング中に体がブレてしまうと、芯に当てるのが難しくなるので、飛距離や方向性が安定しなくなってしまいます。
下半身は、まさにその「ブレないスイング」を支える基礎。

特に、太もも、臀部、ふくらはぎの筋肉がしっかり働くことで、軸を保ったままスムーズに回転できるようになります。

【飛距離アップは「地面反力」を活かすことから】
ゴルフで飛ばす人は、地面をしっかり踏みしめる力を使っていることが多いです。
これを「地面反力」と呼ぶのですが、この力をうまく引き出すには下半身の強さと瞬発力が欠かせないのです。
つまり、足元が強くなれば、ヘッドスピードも自然と上がるということです。

【体幹との連動でブレない身体へ】
下半身だけを鍛えても、それを使いこなせる体幹がなければ意味がないことに。
逆に言えば、下半身と体幹の連動性を高めるエクササイズを取り入れることで、スイング全体がパワーアップ。
結果的に、ラウンド終盤でもブレない体をキープできます。

スクワットだけじゃない!効果抜群のエクササイズ

下半身を鍛えるのに王道のスクワットももちろん有効ですが、それ以外にもゴルファー向けにぴったりな動きがあります。
そこで飽きずに取り組めて、スコアアップも狙えるメニューをご紹介します。

【ゴルファーに最適「ランジ」で軸を強化】
ランジは、左右の足に交互に体重をかける動きで、体幹と下半身を同時に鍛えられます。
前方へのランジ(フロントランジ)や、横方向へのサイドランジなどバリエーションが豊富。
スイング中の体重移動と似た動きが多く、ゴルフスイングとの相性は抜群です。

おすすめメニュー:サイドランジ15回×2セット(週3回)

【片足バランストレでスイングの安定感アップ】
片足で立ったまま上半身を前に倒す「シングルレッグ・デッドリフト」は、バランス力とハムストリングス(太もも裏)を同時に鍛えられる優秀なメニュー。
ゴルフでは片足荷重の場面も多く、そうした場面でも体をしっかり支えられる筋力と安定性が身につきます。

おすすめメニュー:左右各10回×2セット

【ジャンプ系で瞬発力をプラス】
筋力だけでなく、ゴルフには瞬発力も大切。
軽いジャンプ動作を取り入れる「ジャンピングスクワット」や「スプリットジャンプ」などは、パワフルなスイングを生み出す爆発力を育ててくれます。
週に1〜2回でも十分効果を感じられます。

おすすめメニュー:ジャンピングスクワット10回×2セット(週2回)

【階段トレーニングで無理なく脚力アップ】
ジムに行く時間がない、という人にぴったりなのが、日常に取り入れやすい階段トレーニング。
階段の昇り降りは、太もも・お尻・ふくらはぎをしっかり使う優秀なエクササイズなのです。
エレベーターを使わずに階段を選ぶだけでも、じんわり汗ばむほどの負荷になりますし、姿勢を意識して昇れば体幹にも効果的。

特におすすめなのは、「一段飛ばし」で登ること。お尻の筋肉(大臀筋)への刺激がぐっと強くなり、ゴルフスイングに必要なヒップの推進力を高めてくれます。

おすすめメニュー:通勤や買い物のときに階段を1段飛ばしで5分間歩く(週4〜5回が理想)

まとめ

ゴルフに効く下半身トレーニングは、スクワットだけにとどまりません。
ランジやバランストレ、ジャンプ系の動きを取り入れることで、スイングの安定感・飛距離・持久力が一気にアップします。
まずは無理なく、週3回くらいからスタートして、プレーにどう変化が出るか試してみてくださいね。

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