長くゴルフを続けるために自分の身体感覚にズレがないかを確認

ゴルフライフ

ゴルフを長く続けるのには、正しく身に着けたスイングを定期的にチェックするのはもちろんのこと、体のケアを続けるのも必須です。
自分の身体感覚にズレがないか確認していきながら、自宅で簡単にできて効果が大きく出るストレッチとトレーニングをご紹介していきます。

身体感覚のチェックをしてみよう

長くプレーを続けるためにゴルファーにも必要な「アウェアネス」という身体感覚への気づきについてご紹介します。

【アウェアネス】
人の体には、関節や筋肉が、

・ どのくらい曲がっているか
・ どのくらい伸びているか
・ どこにあるか

ということについての感覚があります。
この身体感覚への気づきを「アウェアネス」といいます。
これはもともとある感覚ですが、ほおっておくと経年的に低下してしまいます。
また、久々に運動する時やケガからの復帰時には、必ず身体感覚の低下を埋め合わせる必要があります。

【簡単なエクササイズで埋め合わせ】
そこで簡単なボディアウェアネスを改善するエクササイズをご紹介します。
ポイントは、エクササイズの際にスマホやカメラなどで自分の動きを撮影して、身体感覚にズレがないかを確認することです。
ボディウェアネスを意識することで、寒い時期のラウンドでもベストパフォーマンスを発揮できるようにしていきましょう。

【現在の身体感覚をチェック】
自分の関節や筋肉がどれくらい曲がっているのか、伸びているのか、あるいはどこにあるのかという身体感覚を次のように自分でチェックしてみましょう。
低下してしまっているのかどうかがすぐわかります。

【両手を高く上げる】
目をつむって両手を高く上げて、その様子をスマホやカメラで撮影します。
映った自分の手がイメージ通りに高く上がっていれば問題はないのですが、手の位置がイメージより低かったり、左右のバランスが違っている場合は、身体感覚が低下している可能性があります。

違いがある時は、今度はズレを直すようなイメージを持って再度チャレンジして、動きが改善されたかを確認しましょう。

【スイングのトップの形を作る】
身体感覚が低下していると、ゴルフスイングにもよくない影響があります。
例えば、自分では深いトップを作っているつもりでも、思ったより浅くなっている場合は身体感覚の低下が疑われます。

同じようにスマホやカメラで撮影してチェックしてみて、トップがイメージと実際の位置が同じになるように改善していきましょう。

身体感覚のズレを直すエクササイズ

身体感覚のチェックをしてみてズレていることが確認できたら、次のエクササイズを取り入れてみましょう。
どれも自宅で簡単にできるので、すぐとりかかれます。

【シングルレッグデッドリフト】
片足立位の体制から万歳するように両手を上げ、そのまま上半身を前傾させます。
ポイントは、両手が真っすぐに伸びていることと、骨盤を回施しないこと。
背中がきつい人は手を下げて足だけでチャレンジしてみましょう。

【ハンド・ニーダイアゴナル】
最初四つん這いになってから、右足・左手というように対角線の四肢を選択して、それぞれの肘とひじを近づけたり、遠ざけたりする動きを繰り返します。
この時骨盤は真っすぐ安定させましょう。

【トゥスタンディング~ワンレッグトゥスタンディング】
両足をつま先立ちした状態で10秒キープしましょう。
その時にバランスを崩さないように注意。
簡単そうに見えて意外ときついトレーニングです。
これができるようになればボディアウェアネスがかなり改善されます。

両足のつま先立ちをクリアしたら今度は片足を上げ、もう一方の足でつま先立ちして10秒キープしましょう。

まとめ

ゴルフを長く続けるのには定期的にスイングのチェックが必要です。
それと同時に自分の身体感覚がズレてきていないかもチェックしましょう。
チェックしてみてズレを感じたら簡単なエクササイズで正しい感覚を取り戻しましょう。
「えっこれだけ?」と思えるような、どれも拍子抜けするくらい簡単にできる方法なので、自宅などで行っていきましょう。

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