歩き疲れさよなら!ゴルフ後にふくらはぎリセットストレッチ

ゴルフライフ

ゴルフのラウンド後に、ふくらはぎがパンパン…そのような経験が誰しも一度はあるはず。
プレーの余韻に浸る間に、たった数分のストレッチで歩き疲れをスッキリ解消してみましょう。
ストレッチをすることで翌日の軽さが違ってきます。ご紹介しますので参考にしてみてください。

ゴルフとふくらはぎ疲労の意外な関係

プレー中はそこまで気にならなくても、帰宅後にズーンと重くなるのがふくらはぎですよね。
実はゴルフ特有の動きや環境が、この筋肉にしっかり負荷をかけているんです。

【ふくらはぎは“歩く筋肉”そのものだった】
ゴルフ場での移動距離は、カートを使っていても意外と長くて、歩く時間も案外多いもの。
ふくらはぎはその動作の中心にある筋肉で、地面を押して、前に進む力を支えてくれているのです。
ラウンド中ずっと働きっぱなしとなるので、意識しないうちにパンパンになるのも当然ですね。

【芝や傾斜が疲労を蓄積させる原因に】
ゴルフ場の地面はフラットではなく、傾斜や芝の抵抗によって普段以上に筋肉を使います。
スイングの瞬間だけでなく、ボールまでの移動やクラブの出し入れでも足は使われるので、ラウンド後には相当な負担が残っています。
それを放っておくと、むくみや筋肉痛として現れることも。

【疲れを放置すると翌日の調子にも影響が…】
ふくらはぎの疲れは、回復を後回しにすると翌朝に違和感が残ったり、足のだるさから体全体が重く感じることもあります。
また、スイングの安定感に影響したり、集中力が散漫になる原因にもなりかねません。
だからこそ、ラウンド直後のケアが欠かせないわけです。

ゴルフ後におすすめ!ふくらはぎリセットストレッチ

ふくらはぎをじんわりほぐすには、時間よりも習慣が大切。
ここでは簡単かつ気持ちよく続けられるストレッチを3つご紹介します。

【ベーシックな「壁押しストレッチ」】
壁を使ったふくらはぎストレッチは、初心者でもすぐ取り組めて効果も実感しやすいメニューです。

・ 壁に両手をついて片足を後方に伸ばす
・ 前足に重心を乗せ後ろ足のかかとをしっかり床につける
・ 後ろ足のふくらはぎに伸び感が出たら20秒キープ

反対足も同様にやってみましょう。
呼吸を止めず、気持ちよく伸ばすのがポイントです。

【むくみ解消に「仰向けレッグアップ」】
リラックスしながらできる、足を上げるだけの簡単なケア法です。

・ 仰向けになり壁に向かって両足をまっすぐ立てかける
・ 手はお腹の上や床にゆるく置いてリラックス
・ そのまま2〜5分呼吸を整えながらキープ

血液が重力で戻ることで、むくみが減りふくらはぎがスッキリしてきます。
寝る前の習慣にもぴったり。

【深いリリース感の「タオルストレッチ」】
道具を使ってじんわり伸ばすと、セルフケア感もアップします。

・ 座った姿勢で片足の足先にタオルをひっかける
・ タオルの両端を手で持ちゆっくり手前に引く
・ ふくらはぎの奥に伸び感を感じたら20秒ほどキープ

力任せに引くのではなく、呼吸と合わせてじわーっと伸ばしていくのがポイントです。

【ストレッチ後の“ひと工夫”で回復力をさらにアップ】
ふくらはぎをストレッチしたあとは、ちょっとしたプラスケアで回復力がグッと高まります。
例えば、冷却ジェルや保冷剤で軽く冷やすと、炎症や張りを落ち着かせる効果が期待できますし、逆にぬるめのお湯での足湯も血流を促進して疲労物質の排出をサポートしてくれます。

また、着圧ソックスを履いて寝るだけでも、翌朝の足がすっきりする実感があるはず。
ストレッチにちょい足しする感覚で取り入れてみると、ふくらはぎの“お疲れ度”が全然違ってきます

まとめ

ゴルフのあとは、スコアだけでなくふくらはぎもいたわってあげましょう。
傾斜や芝の上を歩き続けた足には、見えない疲労が蓄積しています。
壁押しやレッグアップなどの簡単ストレッチを習慣にすれば、翌朝の脚が驚くほど軽く感じられるはず。
プレーの満足感を、体のリセットという形でしっかり締めくくる。
そんな心地よい余韻を、ゴルフ習慣に加えてみたいですね。

関連記事一覧