もっとゴルフを楽しく、もっと身近に

ゴルフで飛ばすためのスイングのリズムは何拍子が一番?

2023/02/09|ゴルフウィズ編集部

ゴルフのスイングにはリズムが大事。
自分のリズムが決まっていれば、プレッシャーがかかって体の動きと心がバラバラになっても、安定したショットが打てます。
ミスショットの時は自分のリズムで打てていないということ。
そこで何拍子のリズムが打ちやすいのか見ていきます。

いろいろなリズムの特徴

ゴルフのスイングにはリズムが大事ですが、何拍子でなければダメということでもありません。
それぞれのリズムの特徴を見ていきましょう!

【4拍子のリズム】
スポーツの世界でパワーを効率よく生み出すのには、4拍子のリズムが最適と言われています。
よく、重いものを持ち上げる時に「いち、に、の、さーん」という掛け声で力を合わせることがありますが、これも4拍子です。
ゴルフのスイングでは1、2、3、でバックスイングをしてパワーをためて「4」のインパクトで一気に解き放つイメージです。

【3拍子のリズム】
3拍子のリズムは、ゴルフのスイングの説明でよく耳にする「チャー、シュー、メン」。
この時の体の動きは「チャー」でバックスイング「シュー」でトップ「メン」でダウンスイングというものです。

ポイントは、4拍子の時と似ていてトップの形をしっかり決めること。
4拍子ではちょっとゆっくりだと思える人には3拍子がオススメです。

【2拍子のリズム】
2拍子はとてもシンプルで、1でバックスイング、2でダウンスイングをするというもの。
2拍子は歩いたり行進したりするときの自然な動きです。
トップで間を置くのが苦手だったり、バクスイングの反動をしっかり作りたい人にオススメです。

【自分に合ったリズム】
自分に合ったリズムの見つけ方は、実際にリズムを口ずさんで意識しながら振ってみること。
そこでしっくりくるものが自分に合っているので、いろいろ試してみましょう。

飛ばすためのリズムは2拍子

さて「ゴルフで飛ばすためにどうするか」となると、それにはヘッドスピードやミート率のアップが必要ですが、実はスイングリズムのアップも大事。

ゴルフのスイングリズムのアップを考えると、2拍子がオススメとなります。
2拍子で「クラブを振り上げる」と「ダウンスイング」のスピードを同じにすると自然に飛距離が伸びるというものです。

【70ビートくらいのテンポ】
2拍子を説明するのにリズムとテンポの違いを明確にしておきます。
リズムは「拍子」、テンポは「速さ」のことで、飛距離を伸ばすにはスイングリズムは2拍子がオススメ。
3拍子や4拍子だと、テンポやインパクトのタイミングが間延びしてしまって一定になりにくいというデメリットが生じます。

テンポアップするための2拍子のリズムは、メトロノームで言うと70ビートくらいの速さで振る感じで
スマホのアプリにもメトロノームがあるので「70ビートを2拍子で振る」を是非試してください。

やってみるとバックスイングを上げるスピードが、かなり速いと感じるかもしれませんが、バックスイングとダウンスイングのスピードが同じくらいのイメージで行ってみましょう。
それくらい速くてOKなのです。

【切り返しで力まない】
2拍子スイングでリズムを速めて、シャフトのしなりを最大限に引き出せたら、その結果ヘッドスピードがアップします。
ダウンスイングの時だけでなく、トップで切り返す瞬間にヘッドが少し下がるシャフトのたわみも感じてください。

そこでポイントとなるのが、腰を左に切る動作。
下半身の動きを先行させて、自然に肩や腕など上半身の余分な力を抜きましょう。
変に飛ばそうとして腕だけで振り下ろそうとするのはNGです。
トップから切り返す時にクラブの重さを感じられないなら、グリップへ力が入りすぎているということです。

まとめ

ゴルフではリズムがとても大事で、スイングでは2拍子、3拍子、4拍子など自分に合ったリズムを意識する必要がありますが、中でも速さを追求するなら2拍子がオススメ。
そこで大事になってくるのが切り返しです。
2拍子のリズムでも下半身リードできちんと切り返して、体全体を使ってのスピードアップを心がけましょう。

ゴルフウィズ
いいねして最新情報をチェック!

この記事に関連する記事

ゴルフのアプローチの微妙な距離!打ち分けで意識することは

ゴルフのアプローチの微妙な距離!打ち分けで意識することは

ゴルフのアプローチで、微妙な距離の打ち分けはどのようにしたらよいでしょうか。 ついスイングを緩めてしまう30~80ヤード。 そういった距離でも上手にコントロールしたいですよね! ポイントはショットのス …

2020/07/13|ゴルフウィズ編集部

体のパフォーマンスを上げる基礎となる呼吸でゴルフを変えよう

体のパフォーマンスを上げる基礎となる呼吸でゴルフを変えよう

プレーの最中に緊張する場面が多いゴルフでは、メンタルがどのような状態かによって結果も変わってきます。 体のパフォーマンスを上げる基礎となる正しい呼吸が身に着いたなら、重心が安定してメンタルも安定します …

2021/11/22|ゴルフウィズ編集部

ウェッジでスピンをかけたいならフェースの溝に注目しよう

ウェッジでスピンをかけたいならフェースの溝に注目しよう

ゴルフクラブに見られるフェース面の溝(スコアライン)。 ドライバーでは消えつつある中で、ウェッジのフェース面はスコアライン+ミーリング仕上げがほぼ標準仕様となっています。 溝で性能の違いが出るのか出な …

2021/11/25|ゴルフウィズ編集部

アプローチが上手に!ウェッジで覚えるスピンコントロール

アプローチが上手に!ウェッジで覚えるスピンコントロール

ゴルフのアイアンショットを思いのままコントロールしたい。 それならショットを曲げたり止めたり、ランを使ったりするスピンのコントロールが必要です。 しかしスピンを身につけるのにいきなりアイアンでは難しい …

2022/07/14|ゴルフウィズ編集部

便利なはずのユーティリティが上手く打てない場合の対策は?

便利なはずのユーティリティが上手く打てない場合の対策は?

ゴルファーにとって使いやすくて応用範囲も広い「ユーティリティ」。 ところが便利で万能なはずのクラブなのになぜか上手く打てないという悩みも出てきますね! ユーティリティはフェアウェイウッドとアイアンの中 …

2020/09/03|ゴルフウィズ編集部

朝からゴルフで大叩き!投げやりにならないで工夫してみよう

朝からゴルフで大叩き!投げやりにならないで工夫してみよう

ゴルフで朝一番から大叩き。まだ体が目覚めていなかったりなんとなく打ってしまったり、その理由は様々です。 「もう今日はスコアなんていいや」と思ってしまうこともありそうですね。 しかしそこで諦めるのは早い …

2020/11/12|ゴルフウィズ編集部

ゴルフウェアやグッズは自宅できちんとクリーニングしよう

ゴルフウェアやグッズは自宅できちんとクリーニングしよう

ゴルフは意外と汗を多くかき、ウェアも汚れるスポーツ。 家に着いたらすぐ洗いたいところですが、そこでただ洗濯機を回すだけでは汚れがなんとなく残っているような気もします。 毎回自宅でクリーニングをしっかり …

2022/01/17|ゴルフウィズ編集部

飛ばすゴルフから運ぶゴルフへ!レイアップ理論から学ぼう!

飛ばすゴルフから運ぶゴルフへ!レイアップ理論から学ぼう!

ゴルフの基本でもあるレイアップ。 バスケットボールでリングにボールを置くように運ぶことと考え方は同じです。 ターゲットにボールを運んで止めるというこの理論は、ゴルフにおいては一見消極的とも取られるかも …

2020/12/07|ゴルフウィズ編集部

スコアに出る!1メートルのショートパットを確実に決めるコツ

スコアに出る!1メートルのショートパットを確実に決めるコツ

ゴルフでは、ドライバーやアイアンで思い通りに飛ばせても、スコアが伴わないことがしばしばあります。 どうやらパターでたった1メートルの距離を外してしまっている、ということも。 そこでスコアを5打縮めるた …

2022/04/04|ゴルフウィズ編集部

海外でで流行っている「ディケードゴルフ」とはどんなもの?

海外でで流行っている「ディケードゴルフ」とはどんなもの?

日本では耳馴染みのない「ディケードゴルフ」。 米ツアーで流行中の理論で、スコット・フォーセットという人が考え出したものです。 ディケードとは「10年」という意味ですが、その言葉にはゴルフのスコアをアッ …

2020/07/10|ゴルフウィズ編集部

アスリスタ外部リンク

レディースゴルフウェア

ゴルフウィズをフォロー

ゴルフウィズは、国内に限らず世界中のゴルフ情報をゴルフ好きのために発信していく、ゴルフ専門WEBメディアになります。
各SNSにフォローして頂ければ定期的に情報を 受け取ることができますので、良かったら フォローしてください!

ページトップへ