ゴルフの初心者でも110切りはシンプルに考えれば難しくない

ゴルフライフ

ゴルフの初心者だとスコアでよくあるのが、前回と今回のラウンドで10打も違うこと。
それは裏を返せば初心者だったらスコアを10打も縮めるポテンシャルが十分あるということです。
打ち方とクラブ選択を少し見直すだけで110を切るのは簡単です!
その方法をご紹介します。

クラブ選択とティショット

初心者の場合クラブをすべて使いこなすのは至難の業。
そこで「スコアを縮める」というしっかりとした目的を持てば準備が整います!

【クラブを5本に絞る】
初心者の場合、同じ番手を何度も打つ方がミスが減ります。
オススメなのは使用クラブを、ドライバー、5番ユーティリティ、7番アイアン、アプローチウェッジ、パターの5本に絞ることです。

5本のクラブを使いまわすことで、徐々にタイミングが合ってきます。
例えばパー5の2打目から3番ウッドや5番ウッドを使い分けようとしてもミスをするだけ。
それならば7番アイアンを2回打つ方がはるかに安全です。
110を切るまではこの方法を基本として、どうしてもならパー3の1打目で必要なクラブを使うくらいにとどめましょう。

【1打目は左端から打つ】
緊張するティショットで初心者はスライスする確率が高いのですが、真ん中に立っているとフェアウェイの右半分しか許容範囲がありません。
しかし左端から打てばスライスしてもフェアウェイの横幅全部が使えます。

それから左端に立てば左側の林が死角になるため、真ん中に立つよりフェアウェイが広く見えます。
片方の林を視界から消すことで心理的プレッシャーが軽減されます。

【トラブルを重ねない】
初心者がはまってしまうのが、トラブルにトラブルを重ねること。
ティショットを林に打ち込んでしまったら、ウェッジやショートアイアンで脱出させるのがセオリーですが、初心者だったらダフるのが目に見えています。
そこで確実なのがパターを使うこと。
パターはウェッジに比べて短いので振りやすいし、打ち込んだりグリーンに近づけようという、いい意味で欲もなくなるので、割り切ったショットができます。

このように林に入れたらパターで確実にフェアウェイに戻すことを繰り返せば、大叩きするホールは絶対に減ります。

フェアウェイからグリーンまで

落ち着いて乗り切りたいフェアウェイからグリーンまで。

【ラフ・フェアウェイはここを見て】
クラブ選択でよくあるのが、ラフからはアイアン、フェアウェイからはユーティリティという選び方ですが、それは間違っています。
ボールが浮いているか沈んでいるかをまず見ること。
ラフからでもボールが浮いていれば、ユーティリティの方が打球も上がりやすくてミスヒットにも強いです。
逆にフェアウェイでもディポット跡などでボールが沈んでいたら、アイアンの方が打ちやすいです。
目安としてはボールが半分以上沈んでいたらアイアンにしましょう!

【ショートゲームはAWのピッチ&ラン】
SW(サンドウェッジ)はボールを上げるウェッジですが、初心者には必要はありません。
グリーン周りの30ヤード以内であれば花道でもラフでもピッチ&ランでOK。
低い弾道でキャリー6対ラン4で転がして打つのが理想。
それをやりやすいのがAW(アプローチウェッジ)です。
小さい振り幅で打てるしSWにありがちなフェースがボールの下を潜ってしまうミスも防げます。

【グリーン上はマンホールをイメージ】
110を切れない方はパターだけで50打以上打つことも少なくありません。
特に3パット以上するのは傾斜があるグリーン。
傾斜を読めないからと、適当に打ってしまう方が多いようです。
そこでラインの途中に直径60㎝のマンホールがあって、そこを通すイメージを持ちます。
そうすればプレッシャーも軽減する上に、十分寄せることも可能です!

まとめ

初心者が上級者のような感覚でプレーすることはまだまだ難しいです。
なのでそこは無理をせずにクラブの本数を絞ったり、林に入ったらパターで出すだけ、グリーン上では傾斜がわかったらそのラインの途中にマンホールをイメージするなど、できる範囲でプレーしてみましょう。
これらを駆使してまず110の壁を越えましょう!

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