ゴルフのラウンド中に迷ってしまう「掛け声」の解決策はこれ

マナー・ルール

多くのスポーツで飛び交う「掛け声」。
中でもゴルフに関しては、気持ちよくプレーするために欠かせないマナーのひとつです。
しかし相手や状況によって言葉遣いが変わるように、掛け声も変えなければと悩むことも。
教えてもらう機会の少ない「掛け声」について考えてみます。

近い関係でない相手への掛け声

ゴルフで意外と悩む「掛け声」。
「ナイスショット」は言えても、その他で戸惑うことがありますよね。
特に悩む、初対面や先輩、仕事関係の人などが相手の場合の掛け声を考えます。

【初対面に近い相手】
コンペの同組になったよく知らない人や、友達が連れてきた人などとのラウンド。
「ナイスショット」と言ったものの、相手の反応が薄いと、気に障ったのかと心配になりますよね。

相手の力量を知らない初対面ゴルフでは「ナイスショット」の一声で機嫌を損ねることがあるので要注意。
その一方、掛け声次第でグッと距離が縮まることもあります。

・ ○○さんのベストショット見たいです!次のホール期待していますね!
・ まだ朝イチですから!体温まってからが本番ですよね

などと相手に関心があることをアピールしてその場を盛り上げましょう。

【先輩ゴルファー】
ゴルフの経験が自分よりある先輩がミスした時、気になってついフォローしなくては、となることも。
でも先輩ゴルファーなら実力も十分なので、余計な気づかいは無用です。

・ ナイストライです
・ 次のショットいいところからですね!

などと、巻き返してくることを前提にフォローに徹するのがベターです。

【上司や仕事関係の人】
言葉選びに困る上司や仕事関係の人とのゴルフ。
ミスショットを目にしたら、相手を立てるフォローと、親しみやすいキャラ作りでラウンドを盛り上げましょう。

・ あれ?このゴルフ場芝の整備が整っていない…
・ また一緒にリベンジしましょう!

掛け声に詰まる上司のミスショットは、この際ゴルフ場の整備を理由にフォローするのも手。
また、自分も調子が悪かったなら一緒に頑張ることをアピールしても。

【難しいゴルフ用語が飛び交う】
難しいゴルフ用語が飛び交っていて話に入れないけれど、黙ってもいられない状況もあります。
わからないことがあったら素直に確認するのが一番!
それでも最低限の用語は覚えておくことが大切です。

ゴルフ歴が長い相手とのラウンドなら、ゴルフ用具やコース用語は必ず事前にチェックを。
それでも会話に入れない感じなら、とりあえず笑っておいても。

親しい間柄でも迷う掛け声

ゴルフの掛け声で戸惑うのは、なにも目上やよく知らない人とのラウンドに限らないですよね。

【仲の良い友達でも】
和やかに楽しみたい友達ゴルフは、心配りがポイント。
例えば、1ホール目のショットが自分だけナイスショットだったとき。
「今のはまぐれだから…」と気をつかうとかえって変な空気になるのでNG。

・ このホールもらったー!

などとここは素直に喜んだ方が相手の笑いも誘えますね。

【仕事などの同僚】
同僚とのゴルフで相手のミスショットが続くと、どう声を掛けるのか戸惑いますよね。

・ ちゃんと真っすぐ打ててるよ!
・ 前に進んでるだけですごいよ

アドバイスばかりでは相手のストレスになるし、何も言わないと重たいムードに。
自然を相手にするゴルフで失敗は当然。
ミスに目を向けるより、相手の良いところをほめましょう。

【カップルでゴルフ】
気心の知れた仲とはいえ、彼のプライドを傷つけてしまっては喧嘩の原因に。
場を和ます掛け声が必須ですね。
ミスショットのフォローでは、

・ 飛ばしすぎじゃない~
・ 速すぎてボール見えなかった

など場を和ませるような掛け声を。
また納得のいかないショットに不機嫌になってしまうなら。
「次行こ次!」と一緒に前に進もうとすることが大切です。

まとめ

ゴルフのラウンドの際に飛び交う「掛け声」。
気持ちよくプレーするために必要なことですが、気をつかいすぎて空気が悪くなるのも困りますよね。
そこで相手によって掛ける言葉を変えてみると、お互い気持ちよくプレーができます。
逆に自分に掛けられる言葉にはありがたいと思って、楽しみながらラウンドしましょう!

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