カートの運転は誰がする?気持ちよくラウンドするためのマナー

マナー・ルール

ゴルフで意外と戸惑うのが、便利なはずのカートの扱い方やマナー。
カートには、自分で運転するものの他に、リモコンを使うものやコースに乗り入れるものなどがあります。
プレーにしっかり集中するためにも、それらの扱いは誰がするのか、どう扱うのかを知っておきましょう!

カートの種類と注意点

実は乗用カートに関して、明確なマナーやルールはありません。
重要なのは「同伴者が気持ちよくプレーするためにどうするか」ということです。
まずは色々なカートの種類をおさらいしましょう。

【手動運転カート】
手動運転カートは、プレーヤーがハンドルを握って手動で運転します。
コースによって、決められたカート道しか走ってはいけない場合と、フェアウェイまで乗り入れることができる場合とがあります。
いつもならフェアウェイまで乗り入れられても、天候によって入れない場合もあります。

【リモコン式カート】
リモコン式の自動運転カート。
カートはリモコンのスイッチによって発進、停止をします。
決められた経路を自動で動いてくれるので、離れた場所にいてもカートを動かせるのが便利なところですね。

【手引きカート】
昔ながらの手引きカート。
歩いてラウンドする場合にゴルフバッグを積み込んで手で引くカートです。
距離の短いコースなどでよく見られますね。

【基本的な注意点】
基本的な注意点は次の通り。

・ 安全運転
・ カートの音に注意
・ カートを止める位置に注意

当然と言えば当然ですが、車なので安全第一。
急発進や急ブレーキを控えて安全面に気を配りましょう。
クロスしているカート道もあり、カート同士の衝突事故も発生しています。
普段の自動車の運転と同じように気をつけましょう。

またリモコンの場合、スイッチを入れカートが動き出す際に音がします。
これから打とうとしている人に迷惑をかけないようにタイミングに配慮を。
そしてカートの停止位置についても、プレーヤーの邪魔にならないようにしましょう。
ただ、難しくもあるのですが、後方に止めると後続プレーヤーに影響が出るので、適度にカートを進ませる必要もあります。

カートを運転する時のマナー

さてゴルフ場でカートは誰が運転するのでしょうか。
自発的にするべきなのか、遠慮をするべきなのか、マナーについても戸惑うところです。

【カートはだれが運転する】
カートは誰が運転するのかの決まりは特にありません。
仕事仲間だったら、年下や部下が担当することもあるでしょうが、上手な人がハンドルを握ることも多いです。
理由は簡単、上手な人は余裕があるからです。
もし自分が初心者だったら、まず運転を任されることはないのでご安心を。

【カートではどこに座る】
カートに乗る時に迷うのが、どこに座るか。
決まりはないですが、普通の車のように、後部座席を上座とする説や、景色が良く見える助手席を上座とする場合もあります。
迷ったら、自分は最後に空いているところに乗るということを心がけてみましょう。

【カートでは気遣いが大事】
カートの運転は気遣いが大事です。
打つ人の前に止めてはいけないけれど、後続に迷惑もかけられない。
みんなで乗り込む際に、誰かクラブを忘れていないか確認を促す必要もあります。
経験のあるゴルファーだったらそのあたりは任せられますね。
その先輩の姿を見て自分も経験を積んでいきたいですよね。

また自分がビギナーだったら、思いもよらぬ方向へ打球が飛びます。
その状態でカートにいつも乗ろうとすると時間のロスになるので、常にクラブを数本持って走るという心構えも必要です。

まとめ

色々と悩んでしまうカート問題ですが、ビギナーのうちは余裕のある先輩の行動を見て自分が運転する時の参考にしましょう。
もちろん先輩が運転手といっても、自走式の場合、先輩より自分がカートに近い場合は率先して運転して先へ進めること。
最初は緊張することも多いでしょうが、そういった場面をひとつひとつクリアすることで、ゴルフを存分に楽しめるようになります!
ご紹介したことを参考にしてみてくださいね。

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