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スピードゴルフから時間のマネージメントを学んでみよう!

2020/10/20|ゴルフウィズ編集部

時短ブームで注目したい「スピードゴルフ」。
走りながら18ホールを回りスコアと時間の合計を競うものですが、スピードだけでなく普段のプレーにも役立つことがたくさんあります。

時間もクラブも少なく、シンプルにゴルフをマネージメントできるスピードゴルフに迫ってみます!

スピードゴルフのショットの考え方

スピードゴルフとは、一定間隔で一人ずつスタートし、18ホールのスコアと時間の合計で競い合う競技です。
例えばスコアが72で時間が60分30秒なら、スコアと時間を足した132.30がスコアとなります。
クラブの本数は最大7本まで、と独自のルールも存在します。
時間も意識しなければならない中、どのようなショットを意識するのでしょうか。

【ティショット】
慎重に後方からターゲットを確認する時間がないスピードゴルフ。
なのでティショットは次に打てる場所にありさえすればOKという幅広い目標設定で打ちます。
右サイドのフェアウェイに打とうなどとするほど体に力が入ります。
左右にある林と林の間に飛べばよいとだけ思っていれば、リラックスしてスイングができますね。

【セカンドショット】
スピードゴルフにおいては、グリーンに向かう途中にボールがありさえすれば時間短縮になります。
花道を含めてグリーンの手前にボールがあると、時短になるだけでなく。アプローチの難度自体もやさしくなります。
そして、グリーンまでの残り距離で番手選びに迷ったら短めに打ちます。
手前に刻むほうがミスを避けられますね。

【時間ロスにつながるバンカーとグリーンオーバー】
スピードゴルフでは、バンカーで砂をならすことが時間ロスになるので、徹底したバンカーを避けるマネジメントが必要になります。
それからグリーンオーバーも、たどり着く時間がもったいないですよね。
さらに奥からのアプローチは基本的に難しいので、「手前から攻める」を徹底したいですね。

グリーン周りでの考え方

スピードゴルフでは「寄せたい」「入れたい」気持ちは抑えなければなりません。
その考えは普段のゴルフにも役立つかもしれません。

【ピンが手前のアプローチ】
グリーン手前からのアプローチでピンに寄せようとすると、強く入ってグリーン奥に行く確率が高まります。
それなら乗らなくても手前にある方がパターでも寄せられると考えて、アプローチショットをします。

【花道以外のアプローチ】
花道方向から手前のピンを狙うケース以外で重視することは、グリーンにとにかく乗せることです。
ダフリなどで再度アプローチすることは時間のロス。
寄せるより乗せることを優先する方が、力まず意外とピンに寄せられたりもします。

【パッティング】
スピードゴルフでラインをゆっくり読む時間はありません。
なのでアバウトに打っていうことが重要で、ロングパットなら1ピンの幅に入ればいいという気持ちで打つ。
大切なのはグリーンに上がりながら確認する、大まかな傾斜とライン読みの直感です。

【スピードゴルフで大事なこと】
ただ時間ばかり意識してはスコアはついていかないですね。
時間に引っ張られないために大事なことは、自分なりのルーティンを作ることです。
スピードゴルフでは走りながらプレーするので、当然息が切れます。
その中で同じリズムでスイングするには、同じルーティンで打ちましょう。
テークバックで息を吸って、ダウンスイングで息を吐く。
ゴルフでは以外と息を止めてしまう場面も多いので、意識してみましょう。

そしてセットアップにも時間をかけられないスピードゴルフでは、スクエアにすっと立つ感覚が求められます。
その日のスクエアの感覚を、練習場で確認してみることが大事です。

まとめ

スピードゴルフでは。単に速く走って打つことに集中するのではなく、走っている間にいろいろな情報を取り込まなければなりません。
いつもより神経を研ぎ澄ませてゴルフに取り組む必要があります。
そしてボールの前に立ったら迷わずすぐに打ちます。

メンタルのスポーツと言われるゴルフでこれらを取り入れられれば、やっかいなメンタルに左右されることも少なくなりそうですね。

ゴルフウィズ
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