4大メジャーの一つマスターズって?

海外男子

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この時期、ゴルファーが意識する中の一つにマスターズがあると思います。4大メジャーの初戦マスターズ。

トーナメントの中で一番長い歴史を持っているものかと思いきやそうではないみたいです。メジャーの中でも特別な雰囲気を持ったマスターズですが、どのような大会なのでしょうか。

この記事でまとめていきたいと思います。

 

開催概要

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開催日は毎年決まっていて、4月の第二日曜日を基準に開催されます。(4月の第二日曜日を最終日にする)今年2017年は4月6日~4月9日に開催されます。

出場できる選手は限られており、前週の大会終了時で世界ランキング50位以内、前年の最終週で世界ランキング50位以内、前年マスターズでのフィニッシュ12位以内、歴代優勝者など、様々な制限が設けられているのです。日本からは今年3名出場します。(松山英樹・池田勇太・谷原秀人)

また、枠は少ないですが、アマチュアも出場することができます。アジアパシフィックアマの優勝者や、全米アマの優勝者は、マスターズに出場することができるのです。

松山英樹はアマチュア時代にも出場しており、また、その年のアマチュアの中で一番活躍した選手に贈られるローアマチュアも獲得しています。

 

パー3コンテスト

マスターズでは本戦とは別に、パー3コンテストが行われています。

パー27のコースで9ホールプレーするといった、マスターズならではのイベントとなっているのです。

ピリピリとした空気感はなく、皆ゴルフを純粋に楽しんでいるといった雰囲気が伝わってくるのがとても良いです。

しかし、このパ-3コンテスト、今年から参加者が制限されるという話が出ています。マスターズの運営スタッフは多くがボランティアです。その負担を減らすといった思惑がうかがえるが、非常に残念であります。

 

マスターズの歴史

マスターズが最初に開催されたのは1934年。当初はまだマスターズという大会名ではありませんでした。球聖・ボビージョーンズにより始まった大会なのです。最初はコース名にちなんで、オ―ガスタナショナル招待という大会名でしたが、1939年にマスターズに変更されたました。

1943-1945年は第二次世界大戦により開催が中止されていました。クラブの進化により、飛距離が伸びたことでコース全長が年々伸びています。

きっかけはバッバ・ワトソンの優勝だとにらんでいます。しかし、コース全長が伸びたにもかかわらず再度優勝したバッバ・ワトソンの実力は本物でしょう。

歴代最高優勝回数の記録を持っているのはジャック・ニクラウスで、優勝回数は6回です。

また、最少スコアの記録保持者はタイガー・ウッズ、ジョーダン・スピースの二名で、スコアは-18となっています。

 

今年の注目選手

まずは何といってもローリー・マキロイが挙げられるでしょう。彼はマスターズを優勝すれグランドスラムを達成するのです。

懸念材料はいくつかあります。一つ目はゴルフクラブの変更。今年からナイキがゴルフクラブの製造を中止したことで、クラブの変更をせざるを得なかったのです。すでに体になじんでいるのか不安がのこります。

もう一つ挙げるとすれば肋骨の故障です。オフシーズンに新しい契約先を見つけるため色々なクラブを試打した代償が、故障という形でやってきたのです。
すでに完治しているようにも思えますが、プレーに影響が出ないか心配です。

 

終わりに

ここまで簡単ではありますがマスターズに関する事柄を記してきました。詳しく知ったうえで観戦するとまた違った面白さが味わえると思います。

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