【国内女子】最終日まで混戦!日本女子プロを制したのは?

国内女子

9月7日に始まった第50回「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」(賞金総額2億円、優勝賞金3,600万円)は9月10日に最終日を迎えた。三日目を終わった時点で、李知姫は通算3アンダーで首位タイだったものの、アンダーパーに5名がひしめくという油断ならない状況だった。

この日の岩手県八幡平市は、朝は悪天候。濃霧と雷のため、開始時間が4時間近く遅れるという事態になった。

16番ホールが優勝への分け目となった。李知姫はボギー、それに対して猛チャージで追い上げてきたイミニョンはバーディーとなり、首位に並んだ。残り2ホールでバーディーを取らないといけない、と追い込まれた李知姫は持ち前の強さを発揮した。17番、18番と連続バーディーでこの日のスコアは69。勝負どころで逃げない芯の強さをもつ38才のベテランが、見事に優勝を勝ち取った。

三日目まで李知姫と並びトップだった東浩子は、通算2アンダーで三位。自己ベストの三位であり、このおかげで初の賞金シード入りがほぼ確定したという。初日67とトップで回り期待された柏原明日架は、通算4アンダーの4位タイという結果になった。メジャーな大会において上位で戦えたことが自信になったという柏原の今後が楽しみだ。

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