エビアン 現役最終戦の宮里藍は32位 上原彩子は10位

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悪天候で初日が中止となり3日間競技となった2017年のメジャー最終戦のエビアン選手権。

現役最終戦を27位からスタートした宮里藍は、この日2オーバーのトータル1オーバー32位タイで現役生活にピリオドを打った。

ヤニ・チェンやポーラ・クリーマーなど選手や友達が18番グリーンで待ち受ける中、それを見ると泣きそうになるので見ないようにしていたという現役最終ホールをパー。
ゲーリー・プレーヤーから花束で祝福され、「今は達成感より開放感が強い」と14年間のプロゴルフ生活を振り返って語った。

優勝争いはトータル9アンダーで並んだアンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)とブリタニー・アルトメア(米)によるプレーオフへ。
1ホール目、オルトマーレが6のボギーに対し、ノルドクビストはパーで決着。
ツアー通算8勝目を2つ目のメジャータイトルで飾った。

宮里と同じ沖縄出身で、ジュニア時代から旧知の間柄の上原彩子。
現地メディアのインタビューに今週は宮里藍の最終戦だがと聞かれ、「彼女とは小さいころからずっと一緒にいた。引退後の第二の人生を応援したい」と答えた。
メジャー最終日を最終組、首位と1打差の8アンダー2位でスタートし、引退に花を添えられるか注目されたが、この日は4オーバーとスコアを伸ばせずトータル4アンダーの10位でフィニッシュした。
野村敏京はトータル1オーバーの32位タイだった。

■エビアン選手権 最終日

順位 選手名 通算 合計
1 A.ノルドクビスト -9 204
2 B.アルトメア -9 204
3T M.ジュタヌガン -8 205
3T K.カーク -8 205
3T L.コー -8 205
6T フォン・シャンシャン -7 206
6T キム・セヨン -7 206
8 J.ソン -6 207
9 李美香 -5 208
10 上原彩子 -4 209

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