ドライバー飛距離No.1!指原似の飛ばし屋!葭葉ルミ選手

国内女子

葭葉ルミ選手は2017年の国内女子プロ選手のドライバー平均飛距離ランキング1位に輝いたプロゴルファーです。
その飛距離は男子並みで彼女の大きな武器になっていますが、一体どんなドライバーを使っているのか気になるところですね。
またルックスがHKT48の指原莉乃さんに似ていることでも話題の人気選手です。
果たして彼女はどんな選手なのか、早速ご紹介したいと思います。

葭葉ルミ選手はどんな人?

葭葉選手は1993年生まれで東京都墨田区出身、ご両親と弟さんの4人家族です。
ゴルフは10歳から始め競技大会に出場するなどバスケットと平行して取り組んでいましたが、高校でゴルフ部に入ってから本格的に打ち込むようになりました。

2011年に最初のプロテストに挑み残念ながら不合格となりますが、翌年の再チャレンジまでの1年間が後で触れる重要な時期になります。
2012年に2度目のチャレンジで無事プロテスト合格。
2014年ニチレイレディスで2位タイに入るなどこの年は4回のトップ10入りをして賞金ランキングも40位となり、堂々のシード権獲得と大きくステップアップしました。
2015年には全米女子オープンにも参戦し14位の好成績を残すなど、安定した活躍をしてこの年もシード権を獲得しています。
そしてついに2016年ニッポンハムレディスクラシックで、プロ5年目にして念願のツアー初優勝を果たします。

そして翌年の2017年に彼女の名がさらに大きく知れ渡る事件が起こります。
海外トップメジャー大会である全米女子オープンに参戦し、世界の強豪選手が参戦する中で4日間平均ドライバーの飛距離がなんとナンバーワンを獲得したのです!
その飛距離は平均256.59ヤードと海外勢どころか男性でもなかなか出せない飛距離です。
その飛ばし屋としての力は1年を通して続き、2017年国内女子プロのドライバー平均飛距離1位も獲得し260.76ヤードを達成したのです。
まさにドライバーの飛距離は彼女の武器であり代名詞となり、今年も彼女のドライバーショットは注目の的となっています。

使っているドライバーとその出会いの秘話とは?

全米でも高い飛距離性能を見せつけた気になるドライバーですが、東京のニューアートクレイジーというメーカーのクラブです。
ちょっと聞き慣れないメーカーですが、ゴルフクラブを作る会社にはブリヂストンやキャロウェイなど大手と言われるところと、地クラブ(じくらぶ)メーカーと呼ばれる小さいながらもこだわりを持ったクラブを作るメーカーがあります。
葭葉選手はそのクレイジーのドライバーを使うようになってから大きく飛距離がアップしたのです。

そしてユニークなのがその出会いのきっかけです。
実は葭葉選手は1回目のプロテストに落ちた後、そのニューアートクレイジーで働いていたことがあり、よくそのクラブの事を知っていたようです。
そして元々クラブ契約をしていたナイキがゴルフクラブ事業から撤退することになり、2017年から使う新たなクラブを探していたところ昔の縁で今のクレイジーのドライバーに出会ったのでした。
つまりプロテスト1年目の不合格とナイキの撤退という不運がなければ、今の彼女の飛ばし屋クイーンとしての活躍は無かったわけです。

ただこのドライバーは誰が使っても飛ぶクラブではなく、どちらかというとパワーのある上級者向けと言えるモデルなのでアマチュアの方はご注意ください。
葭葉選手のヘッドスピードは最大で49m/s、試合では抑えめにして46〜47m/sという、野球部経験者などのアスリート男子並みですので・・・。

まとめ

本人曰くドライバーを変えてから平均で10Y、最大だと30Yは飛んでいるそうです。
変えるだけでこれだけ飛距離アップするのはプロでは珍しいので、よほどピッタリ合ったクラブなんでしょうね。
その目の覚めるようなドライバーの飛びを武器に、早く2勝目を見せてくれるよう応援しましょう。

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