手打ちを直すなら肩甲骨の引きつけ筋トレでフォーム改革
「手打ちって言われるけど、どう直せばいいの?」と悩んでいるゴルファーは多いはず。
実は手打ちの根本原因は「手」ではなく「背中」にあります。
肩甲骨を意識した筋トレを取り入れるだけで、スイングの土台がガラリと変わる——そんな体の使い方の話をご紹介していきます。
手打ちの正体は肩甲骨の怠け癖だった
手打ち問題は、腕や手よりもっと奥にあります。
肩甲骨が正しく動かないために体の回転が止まり、結果として腕だけでクラブを振ってしまう——これが真犯人です。
【そもそも手打ちはなぜ起きるのか】
ゴルフのスイングは「体の回転+腕の動き」が理想ですが、多くの方は体が止まって腕だけが先行してしまいます。
その原因の多くは、肩甲骨周りの筋肉が弱く、柔軟性も不足しているからなのです。
・ 肩甲骨が寄らないとバックスイングでねじりが生まれない
・ ねじりが浅いとダウンスイングで腕に頼るのみ
・ 結果的にインパクトで体が開き引っかけやスライスが増える
腕を振るなと言われても直らないのは、肩甲骨周りが対応できていないから。
【肩甲骨が動くとスイングのどこが変わる?】
肩甲骨が引きつけられるようになると、スイング全体に連鎖的な変化が起きます。
・ バックスイングで左肩甲骨が背骨に引き寄せられ深い捻転が生まれる
・ 切り返しでの右肩甲骨の主導でダウンスイングが自然にインサイドから始まる
・ インパクトゾーンで体と腕が一体となりクラブヘッドが走る感覚が得られる
「捻転が浅い」「切り返しで突っ込む」などは、肩甲骨の動きを鍛えることで改善につながることが多いです。
【自分の肩甲骨が動いているかチェックする方法】
まずは現状把握のためにセルフチェックを試してみてください。
・ 壁に背中をつけて立ち肘を90度に曲げて壁に押しつける
・ アドレスの姿勢で両手を前に伸ばし右腕を後ろに引く
・ 後ろからスイングを撮影しバックスイングで左肩が顎の下まで入っているか確認する
この3つで「あ、全然動いてない」と気づく人が意外に多いはず。
肩甲骨を鍛える筋トレでゴルフに効くもの
肩甲骨周りの筋トレはシンプル。
週2〜3回続ければ、3ヶ月後に「なんか振りやすくなった」という感覚が必ず訪れます。
【チューブロウイング——引く力を鍛えるゴルファー必須種目】
チューブを使ったロウイングは、肩甲骨の「引きつける動作」を直接鍛えられる最高の種目。
・ チューブを柱やドアノブに固定し両手で持って腕を伸ばした状態からスタート
・ 肘を体の横に引きながら肩甲骨を背骨に向けて寄せるように引く
・ 戻すときはゆっくり肩甲骨を広げる動きも意識する
・ 10〜15回×3セットを目安に
引く動作がバックスイングの捻転と直結しているため、ゴルフへの転用がしやすいのです。
【フェイスダウンYTWエクササイズ——インナーを丁寧に目覚めさせる】
ジムに行かなくてもできる、床に伏せるだけでも効果絶大なエクササイズ。
・ うつ伏せに寝て額を床につけ体の力を抜いた状態からスタート
・ 腕をY字・T字・W字の形に動かしながらそのたびに肩甲骨を寄せる
・ 慣れたら500mlのペットボトルを持って行うと効果アップ
・ 各ポジション10回×2セット
インナーマッスルへのアプローチなので、背中の奥が筋肉痛になれば正しく効いているサイン。
【ダンベルフェイスプル——後面三角筋+肩甲骨を同時攻略】
少し上級者向けですが、肩甲骨の安定性とダウンスイングの安定感を一気に高める種目です。
・ チューブやケーブルマシンを顔の高さに設定し両手で持って引く
・ 肘を肩より高く保ちながら耳の横まで引きつけるのがポイント
・ 肩甲骨を後ろに引くだけでなく「下に引き下げる」感覚も意識する
・ 12回×3セット週2回で十分
これを続けると、アドレス時の猫背が自然と改善され、スイング軸が安定しやすくなるという副産物もあります
まとめ
手打ちの原因は手ではなく、肩甲骨の不動にあります。
肩甲骨を正しく引きつける筋トレ(チューブロウイング・YTWエクササイズ・フェイスプル)を週2〜3回継続するだけで、捻転が深まり体と腕が連動したスイングへと変化します。
今日から背中を意識したトレーニングを始めましょう!
![ゴルフウィズ~もっとゴルフを楽しく、もっと身近に [ ゴルフ専門WEBマガジン ]](https://www.golf-with.com/gw/wp-content/uploads/2023/10/golfwith_sp3.png)
![ゴルフウィズ~もっとゴルフを楽しく、もっと身近に [ ゴルフ専門WEBマガジン ]](https://www.golf-with.com/gw/wp-content/uploads/2023/10/golfwith_pc3.png)