第50回日本女子プロゴルフ選手権は李知姫(イ・チヒ)が優勝

国内女子

国内女子メジャーの今季2戦目、日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯は、日本ツアー参戦18年目のベテラン、李知姫(イ・チヒ)が制した。

岩手県で25年ぶり開催の地、安比高原ゴルフクラブは朝から濃霧と雷雨が接近で、試合開始が4時間近く遅れる波乱の幕開けとなった。

3日目を3アンダーの好スコアでトップタイに立った李知姫。最終日は1番をボギー発進で同組の東浩子にトップを奪われ、2番で2打差となる苦しい展開。
その後トップに返り咲いたが、終盤16番のボギーで1組前を行くイ・ミニョンに一時並ばれるもつれた展開に。
最後は17番、18番を連続バーディーとし、見事に逃げ切った。

2打差の2位には4位からスタートし、この日2アンダーでトータル3アンダーのイ・ミニョン。
初優勝を狙い、イ・チヒと並んでトップタイからスタートした東浩子は、最終的にスコアを伸ばせずトータル2アンダーの3位。
4位にトータル1アンダーで川岸史果、比嘉真美子、柏原明日架の3人が並んだ。
鈴木愛は連覇とならず、トータルイーブンの7位でフィニッシュした。

日本女子プロ選手権50回目となるこの節目の大会は、賞金総額2億円と国内女子ツアー史上最高額。
アンダーパーは6人のみの難しいセッティングだったが、今期から持ち球をドローからフェードに変えた李知姫は苦手意識が無いと話していたとおりの結果に。
通算22勝目を自身メジャー2勝目で飾った。

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