ラップ構造のゴルフシューズでプレーのパフォーマンスがアップ

レディースゴルフウェア

ゴルフのパフォーマンスがアップすると話題になっているのが、ラップ構造を搭載したシューズ。
アッパー部分で包み込むことで、締め付け感を軽減するのが特徴です。
ゴルファーにはメリットが大きく、各メーカーもこぞって採用しています。
どのようなものかご紹介していきます。

ラップ構造のゴルフシューズ

話題のラップ構造のシューズはどのようなものなのでしょうか。

【ラップ構造とは】
ラップということばを直訳すると「包む」という単語。
足の甲や土踏まずを包み込むように固定するのが「ラップ構造」の特徴です。
従来の「紐」で締めるよりも外側の紐に引っ張られたアッパー素材で締めるスタイル。

それによって、紐で締める時の点ではなく、面で足を固定するので、一部に負担がかからず締め付け感を心地よく感じられます。
このタイプの特徴である「ダイヤル」で紐を締めあげると、特定の場所だけがきついということはなく、どんな足でも心地よさを感じるということです。

【ゴルフにぴったりなラップ構造】
ゴルフではスイング時に左右への体重移動が行われます。
そのためスイングの土台となる下半身がその動きに耐えられないと、過度な体重移動を行ったり突っ込んだりしてしまうのです。
そしてそれに伴ってミスショットが生じます。

本来ゴルフシューズは軸ブレ軽減の役割があります。
アウトソールのデザインパターンで地面をしっかりとらえて、アッパー部分では横にずれることをおさえる。
それだと安定したショットが打てます。
ラップ構造はまさにゴルファーの悩みを解消してくれるものとなっています。

各メーカーのラップ構造のシューズ

各メーカーから登場しているラップ構造のシューズ。
その一部をご紹介します。

【フットジョイ】
ラップ構造「ラップフィットシステム」を搭載し、甲の部分のラップで、かかと、甲部分全体を包み込むのは「スーパーライトXPスパイクレスBOA」。
足とシューズの動きをより一体化させて、しっかり安定したプレーを実現します。
また重さはなんと260g(26㎝)ですが、ただ軽いだけでなくアッパーに防水性を備えたやわらかい人工皮革を採用することで、長時間のラウンドでも快適な心地をサポートします(24.5㎝~)。

【ニューバランス】
ニューバランスの「FRESH FOAM」シリーズ。
甲の3本のパネルとBOAフィットシステムが連動した「パフォーマンスフィット構造」で足の横のブレを抑え、正確なスイングと快適な歩行を実現。
やわらかく通気性抜群のメッシュアッパー、クッション性と安定性に優れたソール、高いグリップ性を発揮するアウトソールは、18ホールを歩いてもパフォーマンスをアップさせてくれます(4300B)。
このシリーズではレディース用など色々タイプがあるので選択の幅が多いです。

【キャロウェイ】
キャロウェイの人気モデル「AEROSPORT BOA」。
最新モデルでは、よりアッパーの素材をやわらかくし、構造をシンプルにすることで足あたりの少ない、より快適な履き心地を実現しています。
脱着も簡単でフィット感も抜群。
クッション性に優れたラバーアウトソールは歩行時の安定感と快適性を高めています。
合わせるウェアを選ばないシンプルなデザインも魅力です。

【アディダス】
妥協ZEROで話題となったZG21BOAの、より強く、速いスイングをサポートする性能はそのままに、さらなる快適性とフィット感を追求したのが「ZGモーションBOA」。
アッパーにリサイクル素材を使用し、ミッドカット構造を搭載。
足首周りまでソフトに包み込みながらも、従来のような通気性などの快適要素はそのままに、今回繊維素材の伸びを極限まで抑えた設計になっています。
それによりアグレッシブに振っていけるニットアッパーに進化。
レディースモデルあり。

まとめ

最近話題の「ラップ構造」のゴルフシューズ。
紐でぎゅっと結ぶだけの従来のシューズと比べてメリットが大きいですね。
進化したゴルフシューズでこれからのゴルフも変わるのではないでしょうか。
各メーカーからも続々と登場しているので、これからの進化も楽しみですね。

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