ルーティンを取り入れているか

プレー・クラブ

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ゴルフスイングにおいて、理想は「ロボットになることだ」と、言われることがあります。この言葉の意味は毎回同じスイングができることがよいとされていることからきている言葉かと思います。

しかし、打つのは人間。毎回同じスイングを描くというのはとても難しいものです。
ですが、できるだけ毎回同じスイングができるように何らかの策は講じたい。

そこでおすすめなのが今回取り上げるルーティンを取り入れることです。

ルーティンとは何なのか。
なぜオススメするのか。
次に紹介していきたいと思います。

ルーティンとは

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ルーティンとは、スイングに入る前に決まった行動を行う一連の作業を指します。プロの試合を見ていると各々異なった行動ですが、アドレスに入る前に皆何かしらの行動(ルーティン)を行っています。

ルーティンというのは素振りをした後にもう一度目標を見る、といった順序は決まっていません。中身は人それぞれ。それではなぜルーティンを行うのか。ルーティンの重要性を次に見ていきます。

 

なぜルーティンを行うのか

ルーティンを取り入れていない選手はいません。一流であればあるほど毎回同じ行動を繰り返してからスイングに入ります。
なぜ行うのか。

理由は以下の2点です。

 

1.スイングの前から同じ行動をすることでスイングをスムーズに行うことができる

ルーティンがなければいきなりスイングに入ることになってしまいます。いきなりスイングに入ってしまうと、力んでしまったり余計なことを考えながらスイングを始めてしまいがちです。

しかし、ルーティンを行うことでいつもと同じ作業をしているという意識が生まれます。この意識の元、スイングを行うことでいつものスイングで、練習場のスイングでコースでも球打つことができるようになります。

 

2.スイングの際、スイングだけに集中することができる

どこに打つか、どのような球筋で打って行くか、ハザードはどこにあるかなどはルーティン中にすべて把握しておきます。アドレスしたら打つだけの状態をルーティンで作っておきましょう。そうすれば余計なことを考えることなくスイングを始動できます。

また、ルーティンを行った後にナイスショットをすることでルーティンを行えばナイスショットができると、自分自身を洗脳することができます。

 

おすすめのルーティン

ここでは主にプロゴルファーの中でもお勧めしたい選手のルーティンを紹介させていただきます。

悩むことなくオススメしたいのがブラント・スネデカー選手のルーティンです。
ブラント・スネデカー選手といえば2012年の年間王者にも輝いたPGAツアーのトップ選手になります。

なぜオススメするのかというと…
なんといっても早い。ルーティン開始からスイング始動までがとにかく早いのが特徴です。
どのようなルーティンかというと、
素振り

目標確認

アドレス

ショット

このようなルーティンをブラント・スネデカー選手は行っています。
さらにこの一つ一つの行動も早いので、思わず「もう打つの?」と思ってしまうことが多々あります。
しかし、ルーティンが速いのにはたくさんのメリットが詰まっています。

まずルーティンが早いということは、余計なことを考える時間が短縮されます。
アマチュアの方はどうしてもスイング前に余計なことを考えてしまう方が多いといいます。あそこに打ってはいけない。さっきミスショットだったからまたミスをするかもしれない。
打つまでに時間ができてしまうと、どうしても不安が頭をよぎってしまいます。

また、速いルーティンは仲間内からの評価も高いことでしょう。スロープレー防止になるからです。1球1球打つのにあくびが出るほど長い時間をかける人とは極力回りたくないのが本音です。

ぜひ皆さんもルーティンを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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