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日本オープン、カーヌスティの悲劇。やっぱりゴルフは難しい?!

2019/11/11|ゴルフウィズ編集部

ゴルフって見るのとやるのでは大違い。本当に難しい。初心者の方はみなさんそう思っていらっしゃるのではないでしょうか?技術的にも難しさはありますが、メンタル面の影響も非常に大きいスポーツです。実はそれはプロといえども例外ではありません。
大きな大会で優勝がかかると、プロといえども想像を絶する重圧がかかるようです。今回はそんな例を見てみます。

令和元年の日本オープン

ダブルボギー、トリプルボギー、パーをひとつはさんでトリプルボギー、ボギー。
初心者の方のようなスコアカードですね、実際このペースでは100は切れません。
これがツアー初優勝を目前にしたプロのスコアとはにわかには信じられません。
令和最初のナショナルオープン、日本オープンは3日目終了時点で塩見好輝選手が2位に4打差をつけて最終日を迎えることになりました。
舞台となった古賀ゴルフクラブは難攻不落と形容されることもあるくらいの難コース。塩見選手を除いて全員がオーバーパーでした。
最終日13番終了時点で2位に4打差。ただ一人のアンダーパーで、まさに一人旅の様相を呈しており、塩見選手のツアー初優勝、しかも日本オープンでの優勝は間違いないと多くの人が思ったことと思います。もちろん筆者もその一人でした。
そこから悪夢のような5ホールがはじまります。
のちの本人のインタビュー記事を読むと、14番のダブルボギーは仕方がないと思っていたとのことでした。しかし15番のセカンドでバーディーを狙いに行ってしまいます。ピンを狙ってのバンカー。
あとから冷静に考えればいろいろなことが考えられたでしょう。まだ2位と2打差あるのだから、まちがってもバンカーに入らないところに乗せる、など傍から見たらいろんな意見があるでしょうが、極限の状態におかれた選手は判断が難しいのではないかと思います。
その結果、ありえないような崩れ方をして優勝も来季のシード権も取れませんでした。
4日間の競技で72ホールのうち67ホールまで素晴らしいゴルフをしていても、ちょっとしたきっかけですべてが台無しになってしまう。例え日本オープンで優勝を争うようなプロでも。
ゴルフにおけるメンタル維持の難しさ、ゴルフの怖さを見たような日本オープンでした。

カーヌスティの悲劇

ゴルフの難しさ、怖さの例といえば、なんといっても極めつけはカーヌスティの悲劇として語り継がれている1999年の全英オープンでしょう。
良く勝負事では優勝しなければ意味がない、2位の名前など誰も覚えていないなどと言います。
しかしこの年の全英オープンだけは違うのではないかと思います。優勝したポール・ローリよりも敗れたバンデベルデの名前のほうがずっと記憶に刻まれそうです。
プロ生活の中で優勝は1度だけ。全英オープンは5回出場するも最高位は34位。
そんなバンデベルデがカーヌスティでの全英オープン最終日。2位に3打差をつけて最終18番のティーグラウンドにたつことになります。
18番は普段パー5で営業をしているホールを全英オープン用にパー4で使用していました。グリーン手前を横切るバリーバーンという小川がやっかいなホールですが、2オンを狙わずに3オン狙いにすればなんということもないハザードです。
ダブルボギーでも優勝のバンデベルデは当然そうするもの、と多くの人が思ったでしょう。
しかし、彼はティーショットでドライバーを手にします。当時テレビで見ていた筆者も思わず「なんで!」と叫んだのを覚えています。
案の定ティーショットは右に。しかし、打てるところにあり小川の前にレイアップすれば3オンは難しくなさそうでした。
しかしバンデベルデはグリーンまで届くクラブを選択します。プレッシャーでまともなスイングができなくなっているバンデベルデのショットは右に。そこからは悲惨なプレイの連続でこのホールトリプルボギーとしてしまいプレイオフで敗れました。
誰が見ても正常な判断力を失ってしまったようなプレイでした。

まとめ

ゴルフはだいたい5時間くらいプレイしますが、そのうちショットしている時間は1時間くらいではないでしょうか?
残りの時間は「考えている」時間です。あらゆるスポーツの中でこれほど「考える」時間が長いスポーツは他には無いのではないでしょうか?それがゴルフの難しさのひとつといえるのではないかと思います。
プロの世界とは比較になりませんが、我々アマチュアもゴルフ場では大きなフプレッシャーを感じますね。簡単にはねのけられるものではありませんが、経験を積むことで少しずつ落ち着いてできるようになるのではないかと思います。

ゴルフウィズ
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