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スイング理論に振り回されていませんか?

2020/11/24|ゴルフウィズ編集部

今は昔と違いYouTubeに沢山のレッスン動画があがっています。それ以外にもSNSで簡単に多くのレッスンプロと繋がることができます。雑誌や書籍でしか情報が得られなかった時代に比べてはるかに簡単にスイングについての理論に触れることができます。しかし一方でゴルファーのレベルが昔に比べてあがっているという話はあまり聞いたことがありません。
せっかく手軽にいろいろなスイング理論に接することができるようになったのに、なぜゴルファーのレベルがあがらないのでしょうか?
今回は世の中に氾濫するスイング理論との付き合い方について考えてみたいと思います。

そもそもスイング理論とは

そもそもYouTubeなどで展開されているスイング理論とはどんなものでしょう。
誤解を恐れずにいうと、これらの媒体で展開されているものはレッスンプロの「営業ツール」です。営業ツールである以上、見る人の気をひくようなわかりやすい理論名や、いかにも斬新で今までの理論と異なる優位性があるようなセールストークをしなくてはなりません。
これは雑誌の時代からもあまり変わりません。雑誌であれば表紙に書いてある文言で雑誌を手に取ってもらい購入してもらわなければ商売にならないので、悩めるゴルファー心理を巧みについた文言が表紙を飾ることになります。
ではスイング理論そのものがインチキ、まがい物かというと決してそんなことはありません。特に今は技術が進歩してボールに対してどのような力を加えれば良いのか科学的に解明されていますので、昔のように「ボールを上からつぶせ」とか「ボールを押し込んでフェースに乗っけて運べ」みたいな言っている本人しかわからないようなイメージでモノを言うレッスンプロはごくごく少数派で、ほとんどのプロがきちんとした理論で説明をされています。
しかし先ほども申し上げた通り、レッスンプロも生徒を集めないと商売になりませんので、自説の正しさは絶対であるともとれるスタンスでお話をされている方も少なくありません。

アマチュアにとって理論を学ぶことは重要なのか

これはハイともイイエとも言えます。
スイングのメカニズムを知ることはプレーする上で必要なことだと思います。なにも知らずに自己流で覚えると後で直す時に倍の時間がかかってしまいます。
これは筆者が身をもって体験したことで、初心者の時にひとりで練習場でゴルフを覚えて固まってしまったアウトサイドインのスイングを直すのは本当に大変でした。
そんな回り道をしないためにも正しい理論を知ることは有益だといえます。
しかし、所詮ゴルフのスイングはテークバックしてしまえば1秒に満たない時間で終わってしまうので、あまりにもスイングを細分化してこだわっても、全体の流れがメチャクチャになってしまいます。
テークバックでここまできたらコックを入れるとか、切り返しでまず脚を動かし次に腰で、なんて考えながらできるものではありません。
理論にこだわってクラブを振ることをないがしろにしては本末転倒です。

振り回されるのが一番よくない

アマチュアが上達する上で一番よくないのは「理論」に振り回されてしまうことです。
Aという理論をYouTubeで見て感心し取り組んでいたが、ある時Bを見たらもっと良いものだと思いそれを試した、しばらくしてやっぱりCが素晴らしいと評判なので取り入れることにした、といった姿勢は一番よくありません。これは絶対に何年やっても上達しないと断言できます。
そもそもトーナメントプロではないので、基本中の基本すらできないのが我々アマチュアです。そして基本というものはどの理論だろうが変わるものではありません。
GG理論のような特殊なものはともかくとして、だいたい切り返してからインパクトまでのクラブの動きは大差ないわけです。
それにどの理論を採択しようが、そこそこ実践できるようになれば70台でラウンドできるはずです。圧倒的に練習時間が少ない社会人ゴルファーがあれもこれも試しても、そもそもなにも得ることはできず遠回りになるばかりです。

まとめ

日本人はとにかく理論好きです。球を打つ時間が少ないアマチュアの場合身体で覚え、感覚を身に着けるということは難しいので、理論的にスイングを理解することは必要ですが、次から次へと編み出されるナントカ理論の大半は、商業的な意味合いが強いものです。
いちいち踊らされて浮気していては、なかなかスイングは身に付きません。
最初にこれだと思ったら初志貫徹。まずはそれなりに打てるようになるまで浮気せずに続けてください。そのレベルになれば、ナントカ理論の取捨選択もきちんとできる知見が備わっていると思います。

ゴルフウィズ
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