9番アイアンで練習!球が曲がらないインパクトゾーンの作り方

アイアン

ゴルフでもっとよいショットが打てるようになりたいなら、インパクトゾーンを作る練習をするのが効果的。
その練習には、ドライバーよりも9番アイアンを使うのがオススメ。
ショットが左右に散らばっていた人も真っすぐ飛ばせるようになります!
その方法をご紹介していきます。

9番アイアンで乗せるインパクトゾーンの軌道

良いショットの確率を上げるには、右腰から左腰までのインパクトゾーンを整えることです。
その練習には9番アイアンを使うこと。
9番アイアンで、スイング軌道の安定とミート率のアップが目指せます。

【第一段階】
インパクトゾーンを作るのには、最初の30㎝を大事にする必要があります。
なぜかというと、始動でスイング全体が決まってしまうからです。

球を真っすぐ飛ばすために、まずはテークバックでクラブヘッドをターゲットラインに沿って30㎝ストレートに引きましょう。
ポイントは背中の大きな筋肉を使うこと。
肩甲骨を動かすイメージですが、腹筋を回す感覚とか、両肩と両腕の三角形をキープする感覚でも構いません。

これらがきちんとできているかを確かめるには、右足の横にターゲットラインと平行にクラブを置くのがわかりやすいです。
そしてテークバックで両手が右腰の高さに上がったところでストップ。
このポジションでクラブが地面のクラブと平行になれば、第一段階は合格です。

【第二段階】
インパクトゾーンを作る練習の第二段階は、ダウンスイングでクラブを正しい軌道に乗せること。
そこで9番アイアンの両端を持ってトップの位置からインパクトにかけてクラブを振り下ろす動作を繰り返してください。
ポイントは、切り返しで腰の回転をリードさせること。
両手に持ったクラブが右足の前に置いたクラブと平行になるように下ろすのに、左腰をどう動かしたらよいのかを体で覚えましょう。

9番アイアンでイメージするインパクトゾーン

第一第二段階をクリアにしたら、次は壁のイメージを利用します。

【第三段階】
ゴルフのスイングにおいて、手は使わないでという表現もありますが、実際手の動きが大事だったりします。
手は主導ではないですが、体の動きと上手く連動させることが必要なのです。
その「手」の正しい動きやポジションを知るには、両足の前とグリップの先に2つの壁をイメージすると良いでしょう。
壁の間のスペースは25~30㎝くらいと考えてください。

そしてテークバックで最初の30㎝を真っすぐ引く時も、フォロースルーで左腰の高さへと振り抜くまでも、両手を2つの壁の間に収めるようにします。
手でタテの円を描くイメージを持つとやりやすいかもしれません。
これは9番アイアンでもドライバーでも一緒です。

【練習場で打つ際の手順】
練習場では2つの壁の位置に誰かにクラブを2本持ってもらってイメージを作ってみてもOK。
その時はもちろんイメージだけで、危険がないように気を付けてくださいね。

両手はターゲットラインと平行に動くとわかれば、正しいインパクトゾーンを作ります。
トップやフィニッシュも安定し、スイング軌道のブレを最小限に抑えられます。

また、誰かに見てもらうとわかるのですが、右足の横にクラブを置く方法もあります。
上手くいけばフォロースルーも右足の横に置いたクラブと平行となります。
インパクトゾーンで両手が直線的に動くので、フォロースルーのクラブも地面のクラブとクロスしません。

以上のことが出来ていたら、インパクトでは自然とハンドファーストになります。
するとフォロースルーの軌道も安定して、ミート率も上がります!

まとめ

ゴルフで球が曲がらない、9番アイアンを使ったインパクトゾーンのつくり方。
ポイントはテークバックの始動は30㎝を真っすぐにすること。
大きな筋肉を使ってクラブを上げる。
切り返しで腰を先に戻せばクラブは正しい軌道に乗ります。
インパクトゾーンでは手が直線的に動けば大正解です。

ショットが左右に散らばっていた人は、この方法で真っすぐ飛ばせる感覚を養いましょう。
9番アイアンでできるようになったら、ドライバーでも真っすぐ飛ばせます!

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