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アマチュアはディスタンス系のボールで良いのか

2021/04/22|ゴルフウィズ編集部

初心者向けのボール選びの記事は必ずといっていいほど同じスタンスで記事が作られています。初心者はディスタンス系の飛ぶボールを使いましょう、スピン系は上級者向けです、といったスタンスです。
これ自体ある意味間違ってはいないと思います。しかし、別の視点というのもあります。今回はそのことについて記してみたいと思います。

そもそもディスタンス系とスピン系の違いとは

本題に入る前にちょっと整理しておきたいと思います。まずそもそもディスタンス系とスピン系というのはなにが違うのかということです。
これは乱暴に区分けしてしまうと、スピンの量による分類です。

ドライバーでもっとも飛距離が出るスピン量は2000回転の半ばくらいと言われています。
上級者はこの適正スピンでボールを打つことができますが、初心者の場合1000回転近く余分にバックスピンがかかっているのが普通です。
そのためボールがふけ上がり、前に飛ばずに上に上がっていってしまいます。

ディスタンス系はこのスピンを減らすことを主眼に作られています。
ですので、適正スピンのショットが打てる上級者がディスタンス系を使うと、スピンが不足し、ボールがお辞儀してかえって飛ばなくなるという現象が発生することがあります。
ディスタンス系だからなんでもかんでも飛ぶというわけではありません。

逆に初心者がスピン系を使うと、バックスピンがかかりすぎるばかりかサイドスピンもかかりますので、ふけ上がった上に曲がるという現象がおきやすくなります。
こういった理由からディスタンス系は初心者向け、スピン系は上級者向けと言われています。

ドライバーは最大14回しか振らない

さて、ここでひとつ問題があります。上記のスピンコントロールはドライバーショットを基準にして考えられているということです。
日本のメーカーはヘッドスピード別にボールを区分けする方法を採択しているので、パッケージには適正ヘッドスピードの記載もありますが、これも当然ドライバーを振った時のヘッドスピードを基準にしています。
でもドライバーは1ラウンドでどんなに振っても通常は14回しか振りません。パター、ウェッジ、アイアンはその何倍も使うのですが、なぜか基準はドライバーです。
また、よく言われるようにスコアはショートゲームで決まります。PGAツアーで戦うような選手であれば飛距離がないと勝負の土俵に立てませんが、100を切るとか90を切るといったレベルの我々アマチュアはドライバーが10ヤード15ヤード飛ばなくてもスコアになんの影響もありません。
劇的なクラブの進化でアマチュアの飛距離はここ15年くらいで飛躍的に伸びましたが、アマチュアの平均スコアが良くなったという話はついぞ耳にしないのはそういった理由も大きいでしょう。

女子もジュニアもPGAツアーの選手と同じボールを使っている

ボールの世界最大のシェアを誇るメーカーといえば、ご存じタイトリストです。PRO V1とV1Xはツアーで圧倒的シェアを誇りますが、女子ツアーはさらにシェアが大きくなっています。またジュニアの選手たちも同じボールを使う選手が大半です。
ヘッドスピード50~60m/sというとんでもないパワーのあるPGAツアー選手と同じボールを女子やジュニアも使っているのはなぜでしょう。
それはドライバーの飛距離だけではなく、それ以外のトータルの性能を重視してボールを選んでいるということです。
もしもドライバーの飛距離を最重要視しなくても良いのであれば、アマチュアといえどディスタンス系を使う必要性はないということになります。

一番フィーリングにあうボールを使おう

とはいえスピン量が多いボールは曲がりやすいので、ディスタンス系ならコース内にとどまっているショットがスピン系だとOBということは十分に考えられます。
しかし一方で、フィーリングがあわないボールでパッティングやアプローチをすると強く打ってしまったり逆に打てないという現象が発生します。
松山選手などはパッティングをしてダメなボールはショットのテストはしないそうです。それくらいパターのフィーリングを重視しているということですね。

まとめ

ゴルフは使用するボールを自分で選ぶことができるスポーツです。他にそんなことができるのはボーリングくらいでしょうか。
でしたら、自分で使うボールはしっかりと選ぶべきではないかと思います。
良いボールは500円前後しますのでOBや池に打ち込むと痛いですが、ボールによって驚くほどフィーリングは異なります。
いろいろ試して、これ!というのが見つかったらそれを使い続けることで、確かにスコアアップに貢献してくれるでしょう。

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