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ツアーを席捲、テーラーメイドのスパイダーって?

2020/05/28|ゴルフウィズ編集部

テレビでプロの試合を見ていると、なんだか四角いパターを持っている選手が増えている気がしませんか?ヘッドもすごく大きくて今までのパターとずいぶん違って見えます。もしかしたら気になっているそのパター、テーラーメイドのスパイダーというパターかもしれません。ジェイソン・デイやローリー・マキロイといった有名な選手も使用しているテーラーメイドのパターです。今回はそのスパイダーパターについてお話してみたいと思います。

テーラーメイドらしいパター

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、テーラーメイドというメーカーは世界ではじめてメタルウッドを作ったメーカーです。
日本でも発売されていましたが、ジャンボ尾崎選手が使い始めるまではキワモノ扱いで初心者がスイング練習するのに使えば良いくらいの扱いでした。
それくらい当時は常識とかけ離れたクラブだったわけです。良いと思えばそういうものでも平気で市場に投入してくるメーカーということですね。
このスパイダーというパター、はじめて見る方は一様にびっくりされると思います。
ヘッドの形状はパターというよりはスター・ウォーズに出てくる宇宙船に近いです。
しかしこのパター、発売からロングランのヒットとなり世界のトッププロが実戦に投入しています。
1打の違いが天地をわけるプロが契約があるからと簡単に試合で使うわけがありません。逆にいえば宇宙船だろうがカマボコだろうが入るなら使うのがプロです。
ではこのスパイダー、なにが優れているんでしょうか。

ミスヒットに強い

パター開発の歴史、いやパターに限らずゴルフクラブ開発の歴史は「ミスヒット」に対する許容性をどうやってあげていくかというのが大きなテーマでした。
いまでは定番のクラッシックな形といわれるピン型もミスヒットに強いパターを作ろうとエンジニアだったカーステン・ソルハイムが作ったのがはじまりです。
このスパイダーも同じように、芯を外した時にミスが表面化しないようにするために開発されたパターです。
ここで簡単な実験をしてみてください。お手持ちのスマホを机に置いて長辺のフチを指で押してみてください。簡単にスマホは回転すると思います。
今度は逆に短辺のフチを押してみるとあまり回転せずにまっすぐ後ろに動くと思います。
これは重心の位置が関係しているのですが、パターも同様にフェース面から重心までの距離が短いほどハジに当たるとフェースが動きます。これを防ぐために四角い形にしているのがスパイダーなのです。
そのためミスヒットに強く芯をはずしても影響が最小限に留まります。

まっすぐ動かしやすいパター

パターは誰でも緊張します。緊張したときでもまっすぐにパターを動かせるかどうかが、ここ一番のショートパットが入るかどうかの分かれ目でしょう。
スパイダーは慣性モーメントといって動き出したパターヘッドが、そのままの力でまっすぐに動き続ける力が強いパターです。そのための大型ヘッドであるわけです。

誰にでも合うわけではない

良いことづくめのようですが、当然誰にでも合うわけではありません。誰が使っても最高の結果が出るのであれば、仕事でゴルフをしているプロ全員が使っているはずです。
ではスパイダーが合わないのはどんなタイプのゴルファーでしょう。
まず、フェースの開閉を使うタイプのストロークをするゴルファーです。ピン型のようなブレードタイプはストローク中ほんのわずかですがショットのようにフェースの開閉がおこなわれます。スパイダーは慣性モーメントが大きいため開閉はしづらく、まっすぐ引いてまっすぐ出すパターなのでピン型を好む方には合わない可能性が高くなります。
あとはなんといっても形です。慣れれば構えられるでしょうが、パターの練習量の少ないアマチュアの場合、慣れるまでが大変です。相当に特異な形をしていますので、どうしても「気持ち悪い」と感じる方もいるでしょう。

まとめ

発売以来、あれだけ特殊な形状ながら使うプロが多くいるのはそれだけメリットがあるからです。パターに悩まれている方は、いっそガラリと形を変えてしまうのも効果がある可能性がありますので検討してみてはいかがでしょうか?コースでも目立ち度は抜群だと思いますよ。

ゴルフウィズ
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