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コースのための練習してますか?

2020/08/13|ゴルフウィズ編集部

ゴルフが上手くなろうと思ったら、練習は欠かせません。しかし一生懸命練習していてもなかなか上達しないものです。むきになって練習しているといつしか「コースで良いスコアを出すため」という練習の本来の目的をいつしか忘れてしまうことがあります。
ゴルフの格言に「ゴルフの練習には4つのやり方がある。むやみに練習するもの、賢明な練習をするもの、愚かな練習をするもの、全然練習をしないものである」という言葉があります。同じ練習をするならば賢明な練習をしたいものですね。

練習そのものがレジャーになっていないか?

練習方法そのものよりも、まず練習に対する姿勢が問題になります。忙しい毎日で、たまにしか行けない打ちっぱなしに行くとなると無理もない話ではあるのですが練習場に行くこと自体がレジャーになってしまっていることはないでしょうか。
練習場のほうもビジネスですからレジャー感覚で通えるように工夫しているところも多いですね。また、レジャーとまではいかなくても練習場で良い球を打つことを目的にして振っていると、コースではもなかなか上手くいかないことがあります。
では、心構えとしてどのような点に注意して練習を積むのが良いのかいくつかご紹介していきたいと思います。

練習場でナイスショットを打っていても

コースでのショットで一番避けたいミスはなんでしょうか?もちろんOBにいってしまうような大きな曲がりは問題ですが、コースで避けたいミスはやはりダフりでしょう。
トップなら目の前が池といった状況でなければ問題ありません。特にハーフトップくらいであればナイスショットとそれほど変わらない距離が出ることもあります。
ということは練習場では徹底的にダフりを避けるように考えるべきです。マットで普通に打つと少しくらいのダフりは気がつかないと言われます。ならば練習ではボールだけを拾うように練習すればオーケーです。もちろんダウンブローに打てるレベルの方はさておき、普通のアマチュアであれば「トップ、ナイスショット、ダフリ」の3つのミスのうちダフりだけを消すように練習しましょう。
特にラウンドが近い場合はそうすべきです。トップ、トップ、ナイショット、トップ、なんていう感じでも全然構いません。それくらいでコースではちょうど良くなります。
まわりから見られていて格好悪いかもしれませんが、コースのための練習です。練習場でナイスショットを打つことが目的ではありません。

課題を明確にする

ゴルフのスイングの習得というのは非常に大変です。高校生くらいの年齢で頻繁に練習できるような人はともかく、普通の社会人が仕事の合間に練習するくらいの練習量では一度に二つも三つも課題をもっては「虻蜂取らず」になってしまいます。
その課題もポイントは絞りましょう。「スライスを治す」では課題としては漠然とし過ぎています。スライスを治すためにたとえばアドレスを治すのか、バックスイングの上げ方を治すのか、切り返しのタイミングを治すのか、そこまで細かくしてその一点に集中するようにしましょう。

本気でなにかを治しにかかったらボールには当たらない

初心者の典型的なエラーにアウトサイドインのスイングがあります。これは絶対に治すべきですが、治しにかかると最初はまったくボールには当たらなくなるのが普通です。いままで当たりが薄くても、スライスしてもなんとか飛んでいたドライバーもアイアンも大ダフリやトップ、はては空振りまであり得ます。しかし、治すならこの時期を乗り越えなくてはなりません。

まとめ

練習場は、あたりまえですが「練習」をするところです。練習とは気分よく良い球を「たまたま」打つことではなく、欠点を修正するためのトレーニングをすることです。これは結構辛いですし、おもしろくないものですが「練習場で楽しい」のと「コースで楽しい」のはどちらが良いでしょうか?心構えひとつで上達の速さは全然変わってくると思います。
ぜひ頑張ってください。

ゴルフウィズ
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