ゴルフが上手くなるためには何をモチベーションにするべき?

ゴルフライフ

何かを上達させるには、高いモチベーションを持つことが大事だと言われます。
ゴルフの場合は何をモチベーションにすればよいのでしょうか。
無意識でも皆それぞれ何かがあるはずです。
ベストスコア?誰かに勝つこと?上達するのに何を意識したらよいのか考えていきます。

モチベーションには種類がある

上達するためには、やる気を出すためのモチベーションが必要だと言われています。
実はモチベーションにはいくつかの種類があります。
種類があるとは興味深いですよね。

【緊張系モチベーション】
緊張系モチベーションは、プレッシャーやストレスによって発生するモチベーションです。
期限内に何かをやり遂げなければならない時に「絶対にやらなければならない」という思いから発揮されるやる気。

例えば1か月後にコンペがあるとなると練習にも熱が入りますよね。
ただ切羽詰まらないと意欲がわかないので、あまり有効ではないかもしれません。

【希望系モチベーション】
希望系モチベーションは、夢や希望に向かって突き進もうとするときに発揮されるモチベーションです。

例えばプロたちが口にする「シード権を取りたい」というのはこれにあたります。
ただこれに関しては、子供たちが口にする「大きくなったら○○になりたい」というのと同じ部類。
そのために何をするかという具体的な方向性が示されていないので、これだけだと実現の可能性は低いと言えます。

【持論系モチベーション】
持論系モチベーションは「自分のやり方でやりたい」ということ。
自分が決めたことをきちんとやれば、おのずと結果が出るという考えに基づいています。

【関係性モチベーション】
関係性モチベーションは、誰かと協働で何かを成し遂げようとするときに発揮されるもの。
スポーツで言えば団体競技、仕事だったら仲間と一つの仕事を成し遂げる時に発揮されるもの。

ゴルフでは持論系で目標達成

どのモチベーションが自分に合っているかはそれぞれ。
まずは自分のやる気を高めるモチベーションがどの系統に当てはまるのかを見つけることが大切ですが、ゴルフに限って言うとこの中で有効なのが「持論系」です。

【自分で考えることに意味がある持論系】
自分が決めたことをきちんとやれば、おのずと結果が出るという考えに基づいて前に進む持論系モチベーション。

目標達成のためにやることを自分で考えて決めて、それを責任をもって実行すること。
他の人がやっていることを真似するのではなく、自分で切り開いて進むことが何よりも大事です。

もし上手くなりたいという気持ちはあるけどモチベーションが長続きしないなら、次の方法で試してみましょう。

【具体的な方法を考える】
例えば、平均スコアが95で半年後には平均80台にするという目標を立てた場合、それを達成するための練習期間、練習内容、ラウンドでのコースマネジメントなどを自分なりに考え、しっかりした計画を立て、それをやり抜くために頑張ることです。

【目標が達成できなくてもOK】
そして半年後、目標が達成できた場合は次の目標を掲げる。
もし達成できなくても、半年後のやり方、考え方を反省しながら、新たな計画を立ててスタートを切る。
この持論系モチベーションを持ち続ける限り、日々進化を遂げることが出来て、確実に目標に近づきます。

ポイントはそのやり方は自分で考えること。
だれかに組んでもらうのは話が早いですが、持論系は自分で考えることにあります。
それがたとえ遠回りになろうとも、モチベーションを維持するという面では自分で考えることが有効なのです。

まとめ

ゴルフで上手くなりたいという気持ちはあるけれど、モチベーションが長続きしない。
そう思うことが上手くなるチャンスです。

やることを自分で決めて責任をもってやり続ける「持論系モチベーション」。
これが目標達成の可能性を高めてくれます。
そして期限を決めることで緊張系モチベーションも加わり、憧れのような希望を持てば希望系モチベーションも加わります。
より強固なモチベーションになるということです。

関連記事一覧