ゴルフでベスト更新の機会を逃さない上がり3ホールのまとめ方

ゴルフコース

ゴルフのラウンド18ホールの残り3ホール、このままいけばベストスコアとなる場面です。
パーをしっかりとるだけでバーディもいらない。
ところが実際それを意識してしまうとスコアは崩れがち。
それまでの調子を崩さずに終盤スコアを上手にまとめるテクニックをご紹介します。

上がり3ホールの気の持ち方

終盤近くまで好調をキープ。
最後まで流れを切らさないようにプレーできればよいのですが、残り3ホール次第でベストスコアが出る、となると誰でも緊張するはずです。

【ここからは自分が主役】
この状況で「失敗したらどうしよう」というネガティブな気持ちになってしまったら、不調へと落ちてしまうもの。
どうせならもっと緊張する状況をイメージして気持ちを高揚させましょう!

16番(または7番)ホールのティーイングエリアでは、多くのギャラリーに囲まれている自分をイメージしましょう。
まるで優勝争いをしている選手のようにスポットライトを浴びている自分を想像するのです。
多くの人に見られていると、格好つけたスイングをしようとしますが、これは終盤の疲れた体や心にいい影響を与えます!
そのままホールアウトまで、このイメージで自分を奮い立たせていきましょう。

【ティーショット】
そして具体的なショットのコツです。
ティーショットはそのホールの明暗を分ける大事な1打なのでOBは厳禁です。
最悪な結果を招かないように、ミスを最小限にとどめましょう。

オススメなのは打ち出しの低いライナーボールで、フェアウェイに落とせばまず第一関門はクリア。
そこからセカンドショットやアプローチにつなげましょう。

【低いライナー】
低いライナーを打つには、バックスイングの際、左手を手のひら側に折り曲げる「左手掌屈」を使うのがコツです。
左手の掌屈と連動して右手を甲側に折り曲げてバックスイングしたら、以降は両手首の角度をキープしてフィニッシュへと振り抜く。
ティーアップを低くしたり、ボールを右寄りに置いたりする必要はないです。
左手をリードさせるスイングで、インパクトでロフトを自然に立てて、打ち出しの低い球を打ちましょう。

アイアン&アプローチ

ティーショットをフェアウェイに落とすことができたら、落ち着いて次のショットへ。

【セカンドショット以降】
セカンドショット以降はとにかくトップやダフリ、チョロといった大きなミスを出したくない。
ここは、左1軸スイングで防ぎましょう!
終盤は下半身に疲労がたまるので、体重移動はなるべくしないのがベスト。
疲れているところに無理に体重移動をすると「しゃくり打ち」になるパターンが多いからです。

【左1軸の方法】
体重配分は両足とも5対5の左右均等で構えます。
次にバックスイングで右ひざを伸ばしながら右腰を後ろに引きましょう。
頭の位置をそのままにして右腰を後ろに引くと、体重が左右に多く乗ってきます。

そしてトップまで上げたら、左右荷重の左軸のままでインパクトへ。
ダウンスイングで左足を踏み込んでいく動きが要らないのでシンプル。
ヘッドの入り方もミートしやすい入射角になるので、ボールを正確に捉えやすくなります。

体重移動はしない、頭のポジションはアドレスから変えない、とシンプルに考えるとやりやすいかもしれません。

【アプローチも同様に】
アプローチも同じ打ち方がオススメ。
下半身が疲れるとアプローチでも腰やヒザが左右にブレてしまいます。
アイアン同様、右腰を後ろに引くバックスイングからの左1軸スイングで打って寄せてください。

まとめ

ベストスコアがかかる上がり3ホール。
とても緊張する場面ですが、それを逆手にとって「自分が主役!」と考えてみましょう。
多くのギャラリーに囲まれているイメージを持つと前向きになれますね。

そしてティーショットを大振りしてOBを出すのは厳禁!
低いライナーボールでフェアウェイにきっちり落としましょう。
セカンドショット以降は、自分は疲れているということを認識して、体重移動をしないスイングで乗り切りってください。
きっと大崩れすることなくベストスコアに近づくことでしょう。

関連記事一覧