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ゴルフではパワーではなく技を磨けば小柄でも飛距離が出せる

2023/09/04|ゴルフウィズ編集部

ゴルフが好きで頑張ってはいるものの、小柄でパワーも無いので飛距離が伸びない。
そこでパワーではなくて飛ばしに必要なことは何かを考え小技を磨いていくと、小柄でも飛距離はアップさせられられるということをご紹介していきます。
飛ばしのために取り入れてみてください。

飛ばしに必要な4つのポイント

ゴルフで飛ばすためには次の4つのポイントが必要で「押せるインパクト」を作ること。

【体の回旋を十分に】
まず、クラブを上げるには手を動かさずに背中の左側で。
誰でもクセがあると思いますが、よくあるのが体の回旋が不十分なまま手でクラブを上げトップを大きくしようとすること。
回旋不足のトップからだと上体から切り返してしまうこととなります。

手と腕は胸の前で固定された状態で背中をできる限り回す。
この時腰も一緒に回って左膝が前に出ると、捻転差のない「ドアスイング」になってしまうので、左膝の位置をキープ。
ただ肩を回すのではなく、背中の左側で回旋していくとトップが深くなるのです。

【下半身をリードさせる】
次に腕を残して腰を切ります。
手とクラブはトップの位置に置いたまま、胸も後方に向けたままで腰だけを切っていく。
これで下半身をリードさせるのですが、胸ぐらを掴んでもらってシャドースイングをしてみるとその感覚が掴めます。

【リリースを遅らせる】
そして手を真下に下ろすイメージ。
「リリースを遅らせる」「手首でためを作る」という意識は難しいので、手を真下に下ろす意識を持ちましょう。
そうするとクラブは自然と遅れて「ため」が生まれます。

【上下の入れ替えるイメージ】
さらにインパクトでは腰を少し我慢して上半身と下半身を入れ替えます。
ダウンスイングでは胸を我慢して腰を切りますが、インパクトの瞬間は腰を少し我慢して振り抜きましょう。
上半身と下半身を入れ替えるイメージです。

左足の圧力が大事な技で飛ばす習得ドリル

体が回旋してダウンスイングで「ため」ができればそれでOKではなく、パワーをちゃんとボールに伝える必要があります。

パワーがボールに伝わるかどうかは左足の圧力がカギ。
それは「左に体重移動」ではなく「左足で踏んで地面に圧力をかける」イメージです。

これもダウンスイングからのつながりで、リリースが早い人はインパクトで左足の圧力が弱くなってフォローが小さくなります。
リリースをギリギリまで我慢することで左足の圧力が強くなり「押すインパクト」が作れます。

【左足の圧力が強いと】
左足の圧が強いとフォローが大きくなります。
リリースをギリギリまで我慢できれば左足の圧が強くなって、インパクトで球を押せてフォローが長くなります。

【左足の圧が弱いと】
左足の圧が弱いとフォローが小さくなります。
リリースのタイミングが早いとインパクトで左足の圧力が弱くなってしまい、球を押せなくなり飛ばない。
力が抜けて弱々しい球となります。

【リボンを振ってみる】
4つのポイントが抑えられたかどうかを確認する方法があります。
それはアイアンの先にリボンをつけて振ってみること。
遠心力が使えるとリボンが速く綺麗に振れて、実際の球も上手く押せるようになっています。

速く綺麗な円を描いてリボンを振るには、いかにリリースを遅らせられるかがポイント。
そして繰り返し振っているとリリースを遅らせるための体の使い方も身についていきます。
当てに行こうとすると速く振れず、また軌道がずれて実際のスイングだと球が曲がってしまいます。

これを繰り返し振ってみると、どんどんためが深くなって左足の圧も強くなっていきます。

まとめ

パワーがなくても飛ばすには小柄でもゴルフで取り組むのは基本的なこと。
それには4つのポイントがあります。

・ 体の回旋
・ 下半身リード
・ リリースを遅らせる
・ 上下の入れ替え

これらをクリアしてアイアンの先にリボンをつけると、遠心力が使えて綺麗に振れるはず。
「押すインパクト」を作ることができて、同じヘッドスピードだったとしても飛距離がアップしています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

ゴルフウィズ
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