なんとなくで選ばない今の自分に合うドライバーを見つける方法

ドライバー

ゴルフは道具を使ってスコアを競い合うスポーツ。
その道具がもし自分に合っていなければ、スコアを伸ばせないだけでなくスイングまで崩してしまう可能性も出てきます。そこでなんとなくで選びがちなドライバーについて、正しい選び方を考えていきます。
参考にしてみてください。

ドライバー選びの思い込みをなくす

ドライバーを変えるかどうかの悩みなら、何といってもフィッティングの利用が近道です。
使っているクラブをフィッティングスタジオに持ち込んで、悩みを伝えてみましょう。

【ドライバーに求めるもの】
レディースゴルファーがドライバーに求めること。
それはあと10ヤード飛ぶドライバーが欲しい、ということではないでしょうか。
ドライバー選びの色々な思い込みもチェックしたいですね。

【レディースクラブ=Lシャフトの思い込み】
クラブには無数の選択肢があるのに、レディースだからシャフトはLという思い込みがその選択肢を狭めていることも。
同じLでもメーカーによって重量が違っていることを知っておきたいですね。
また上達したからシャフトを硬く、と安易に→A→Rと決めつけるのも危険。
国産のドライバーはシャフトの硬さで長さも変わるので注意しましょう。

【クラブ選び惑わせるアドバイス】
運動が得意な女子でありがちなのが、一緒にプレーするパートナーや上司などから「メンズクラブの方が合っているよ」とアドバイスされ鵜呑みにしてしまうこと。
それが正しいとは限らないので押し切られないようにしたいですね。

【クラブは定期的に見直しが必要】
ゴルフクラブ、特にドライバーは高額なためつい「一生もの」と思いがち。
でも経験や年齢を重ねていくとクラブと自分の関係が「不健康な状態」に陥ってしまうことも。
プロの客観的な視点からアドバイスをもらい、メンテナンスをすることが大事です。

【フィッティングを利用する】
ミスショットで悩んでいるならフィッティングを利用してみましょう。
例えばボールがいつも右に出る、ナイスショットよりミスショットが多い、低い球しか出ない、などはクラブが合っていない可能性があります。
プロに見てもらえばそれを診断してもらえます。

フィッティングになかなかいけない場合

フィッティングは利用したいけれどなかなか行けない人のために、自分に合うドライバー選びの目安を簡単にご紹介。

【スライスに悩む初心者】
スライスに悩むなら「超短尺・軽量タイプ」がおすすめ。
ドライバーのモデル選びで特に注意したいのが、クラブの長さ。
長いほどヘッドに強い遠心力がかかり、振り切るために相応のパワーが必要になるからです。
もしスライスに悩んでいるなら、44インチ未満の超短尺を選びましょう。
まずは自分が振り切れる長さを知り、その上で重量を考えるのがおすすめです。

【左に曲がる引っ掛けが出る】
左に曲がる引っ掛けが出る方には44.5インチ未満で重量がしっかりある「短尺・重めタイプ」がおすすめ。
フェースの返りすぎがなくなり、安定してまっすぐ飛ばせます。

【フェースのトゥに当たることが多い】
どちらかというとアイアンの方が得意で、ドライバーではフェースのトゥに当たることが多い。
しっかり振れる中上級者の女子ゴルファーは、44.5インチ以上の「長尺タイプ」を使うと、飛距離がもっと伸びるはず。
パワーに自信がないなら軽量タイプを選びましょう。

【ヘッドスピードがあってスイングテンポが速い】
ヘッドスピードが38m/s以上あってレディースモデルでボールが吹け上がるなど、パワーのあるアスリート女子は「メンズタイプ」に挑戦。
ロフト多め、シャフトやわらかめのスペックを選ぶことが大切です。
メンズタイプは短く持つと一気に振りやすくもなります。

まとめ

ゴルフクラブは高額なので、一度買ったら「一生もの」と考えがち。
ところが年齢を重ねたり、上達するに従ってクラブと自分との関係も変わってきます。
あれおかしいな、と感じたらそのクラブを持ってフィッティングスタジオでプロに相談してみましょう。
自分に合ったクラブが見つかればあと10ヤード飛距離が伸びるのも夢ではないはずですね。

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