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今大流行、IOMICって?

2020/06/09|ゴルフウィズ編集部

ひと昔前はゴルフクラブのグリップといえば黒が定番でした。最近とてもカラフルなグリップをみかけるようになりました。その多くはIOMICというグリップです。
ゴルフクラブのグリップのシェアはゴルフプライド社が圧倒的でツアープロの使用率も抜群です。
しかし松山英樹プロはじめ最近はIOMICのグリップを使用するプロも増えています。またカラフルから色合いからか女子プロでは多くの選手が使用しているのを見かけます。
しかし色がかわいいだけではプロが使うわけはありません。今回はこのIOMICについてご紹介や選ぶときのポイントについてご紹介してまいります。

豊富なカラーが人気

最近特に女子プロのグリップがカラフルになっています。赤、オレンジ、ピンク、白など色とりどりな上にいろいろなデザインが施されたものもあります。
IOMICが2004年に発売したカラーグリップは今ではIOMICの代名詞になっていますが、IOMICによると、単にファッション性を追求したものではないとのことです。
人間は反射的に黒い色のものや黒に近い色のものは強く握るという性質化があるそうです。そのためIOMICのグリップは比較的暖色系のカラーを採用し、柔らかく握るということを視覚的にサポートするという機能をもたせました。
そのことがどれくらい効果があるのかはともかくとして、やっぱりグリップの色が選べるのは楽しいものです。
好きな色で14本統一するのもありですし、ウッドとアイアン、パターで色を分けるのも楽しいでしょう。パッとみてロフトの区別がつきにくいウェッジのグリップをロフトで色分けするのも便利です。
色柄の選択肢は非常に豊富なので好きな色がきっと探せると思います。

手に吸い付くような感触が人気

IOMICのグリップは手に吸い付くような感触も特長です。
ゴムとは違ったすこしねっとりしたような感触で、軽く握っても滑る感じがほとんどありません。特にグローブをしている左手はグリップとの一体感がとても強く、さらに水濡れにも強いので雨の日のゴルフでは一段と効果を発揮してくれるでしょう。

IOMICグリップの選び方

はじめてIOMICのグリップを選ぶ方は、種類の多さとゴルフプライドとの表記の違いにとまどってしまうかもしれません。
工房などでリグリップするのであれば問題はないのですがネットなどで注文して自分でグリップ交換する場合はどれを買ってよいのかわからないかもしれません。
IOMICのホームページなどに選び方は出ていますが、少しわかりにくい面もありますので簡単にご説明します。
まず、太さですが通常のもので良いのであれば1.8を選べば良いと思います。2.3ですとゴルフプライドなどに比べると若干太く感じる可能性があります。差し込んでみてもしも細いと感じたら交換液が乾く前ならグリップを抜くことができますので、すぐに抜いて下巻きテープを増やせば解決します。
58とか60といったサイズについてはIOMICにも表記がありますので、これはゴルフプライドと同じサイズを選びましょう。
スチールシャフトのアイアンなどはこれだけで充分ですが、問題はメーカーオリジナルグリップからドライバーのグリップなどを交換する場合です。
特に軽量タイプのドライバーは、グリップも軽量のものが入っているケースが多く、この場合同じ重さのグリップを選ばないとスイングバランスが変わってしまいます。
IOMICにもLIGHT、SUPERLIGHTなど軽量のラインアップがありますが、必ずしも重量が同じとは限りませんので、メーカーオリジナルからの変更の場合は必ず事前にスペック表でグリップのスペックを確認するようにしてください。

まとめ

たとえ機能的なメリットはあまり感じなかったとしても、グリップの色を選べるというだけで交換がすごく楽しくなります。
欠点としては、人気のStickyなどはすこし耐久性に難があることとロゴの白のペイントの色入れが弱くすぐに色が抜けてしまうことですが大きな問題ではないでしょう。
グリップの色が変わるだけでクラブの印象派ガラリと変わります。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

ゴルフウィズ
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